時を止める止界術をめぐったお話。
大切な家族が拉致され、身代金をすぐに払えと要求される。そんな中、おじいちゃんが皆に言う事を聞けといい、"6時59分"に止界術という時を止める術を発動する。そして家族を助けに向かうも、なぜか自分たち以外にも動ける人間が多数存在した。彼らの目的は止界術の石を奪うことだった。石をめぐって永遠の6時59分に家族と謎の組織が戦う、というストーリー。
とにかく設定が凄く良いし、毎話面白くてハラハラしました。なにより続きがずっと気になりすぎて手が止まらなかったです。シリアスな展開が続き次々と秘密や思惑が明らかになっていく中、父・貴文のゆるさがいいスパイスになってた。カリスマ性のないバギーみたいな面白さ笑 変にイカれてるのも地味に最高だった。
でも、謎が多く残りすぎている印象。おじいちゃんの瞬間移動能力、樹里の霊回忍を追い出し強制的に止者にする能力、真の神ノ離忍化した飛野を操る能力とか、なんの説明もなく使ったり目覚めたりしてて、さすがにご都合主義にも程があるでしょと思いました。先祖から伝わってるから霊回忍と適合しているとはいえ、能力の理由や仕組み、そして違いの説明が全くない。最低でも条件くらいはなにかあった方が良かったんじゃないかと思う。
でもアニメとしてかなり面白い部類ではあったので、観て良かったです。
