ふたりぼっち。静けさ。ケッテンクラート。廃墟。星。飛行機。水。地図。本。カメラ。ロボット。ポストアポカリプス。夕焼け。未知。少女。終末世界。旅行。…とにかく私の好きな要素を詰めまくったみたいな作品でした。いとしくて、切なくて、あたたかくて、ちょっぴり哲学的。唯一無二の世界観と空気感に思いっきり浸ることが出来ました。万人受けはしないだろうけれど、人の心に残る作品って、こういうののこと言うんだと思います。ほのぼの系はハマれなかった私が、やっとハマれたほのぼの系です。これからもほのぼの「非」日常系、増えていって欲しいですね。
この先も未来も、何も分からないけれど、
隣で笑う君がいれば、さみしくないよ。
「なんで武器ばっかり作ったの?武器じゃなくて保存食をたくさん作ってくれれば、私たちも楽できたのに」
「意味なんかなくてもさ、たまにはいいことあるよ」
「誰かが見ていれば、それはきっと歴史になる」
「甘いって幸せ」
「死ぬのが怖くて生きられるかよ!」
「終わるまでは終わらないよ」
「絶望となかよくなろう」