4人の少女が南極を目指す物語ということで、少し不安に思いながら視聴を始めたが、そうした杞憂は一切必要なかった。実際に南極を目指すとなると本編以上の苦労があると思われるが、そこは全13話に収めるために描くべき場面を絞っており、物語のテンポ感も最後まで保たれていた。
4人のキャラ設定が凝っており、均等に深堀りされていた印象。最大限にキャラの魅力が引き出されていたように思う。第12話はある程度展開を予想できる内容とはいえ、花澤香菜の演技が想像を超えており、心を打たれた。きっとまた旅に出る、好きな言葉だ。
