一言でいうと、毒々しい表現と伝えたい内容の物語性がしっかりと地続きで表されている作品。
頭が開いてモンスター化するというショッキングな表現で有名な作品。
が、物語では「人間性とは何か?」という問い…
結局、人間がいちばん愚かな生き物なんだな
と思わせられるラスト
考えて、考え抜け
思考というものを手放す快感
知的好奇心
人間は暇な生き物
なんと普遍的!発行から長期間が経っていても廃れないはず…
主人公の心情が良い意味でアニメアニメ感が無く、リアリティがあってよかった!
ラストに近づくにつれて「philosophy」と書かれたTシャツを着ていることが多くなり、内容も哲学チックになっていった。…
© 岩明均/講談社・VAP・NTV・4cast