ダーリン・イン・ザ・フランキスの12の情報・感想・評価

ゼロツーの演技うま

2023/06/06

しばらくここからツラいパートが連続するチャプターで、ヒロとゼロツーの繋がりと彼らの過去が明かされます。 前回からゼロツーがやたらに気が立っていて、何かに焦って行動している節がちょくちょくありましたけど、そのことに踏み込んでいくわけなんですが、かなりツラい… 焦燥感でケダモノとしての自分に依存をするゼロツー。鏡を壊して、映る自分を忌み嫌っている反面、生け贄としての使い捨てを平然と行使して、叶えたい夢のために、子供じみた正当化。見た目以前にそういう行為は、紛れもないバケモノですが、痛ましいほど戦う動機が切実すぎて、責めきれない。 ある意味ゼロツー、バケモノって侮蔑されてるこれまでを、隠れ蓑にしすぎたせいで、大事なことが分かってない。 見返りを求めてこない愛情が側にあって、大切な人へ言葉にしなくちゃ伝えられない"想い"とか…対処できないから諦めるじゃ、すべてを失う分岐点を… ここから数話、ゼロツーは自分自身と向き合って、ヒロたちとの絆を壊して、ツケを払って、甦る… 皆とホントの仲間になって、支えあって、認めあって、感動の最終章へ悲壮を胸に飛び立つために。 本当にツラいんですが、逃げずに再び見ていきます！