BNA ビー・エヌ・エーの2の情報・感想・評価

エピソード02
Rabbit Town
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あらすじ
自分が『人間』だったことを士郎に明かすみちる。しかし「そんなことはあり得ない」と信じてもらえない。証明するために身分証明書を取り戻そうと奔走するみちるは、メスのギャングたちが根城にしているスラム街・『ラビットタウン』に向かい、ボスのグラングランマと出会う。財布を返す代わりに、スラムの子供たちに読み書きを教えることになるみちるだが、グラングランマは街全体を取り仕切るギャングと揉め、子供たちの人身売買で金を作ろうとしていた。輸出されるギリギリでみちるを救い出した士郎は「女子供は俺が守る」などと宣う。獣人の世界が想像以上の『オス至上主義』だとを知ったみちるは、「こんな街とっとと出てってやる」と士郎に宣言する。
コメント2件
Misaco

Misaco

イヌ科のイケメンとの出会いに盗人サルとの追いかけっこにマフィア界隈との関わり……ますますズートピアっぽくなってきたな???TRIGGERだから色々勘ぐってしまうw
平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

この回は静かなようで、非常に鋭利な回でした。 みちるの言った〈獣人病〉が、差別的な言葉のように当時見ていて聞こえたし、思い描いたアニマシティが無秩序、弱肉強食世界で、そのことに腹が立って、怒って、士郎に突きつける。 自分は"人間"だってこと。 (士郎が)ミスをしてるのを。 スゴい苦みを仕込んだところが結構ボクは大好きです。 差別的な発言をしたと前述しましたが、みちる自身に獣人たちへの差別意識はないと思う。けれど咄嗟に出てしまった〈カテゴリズム〉という無知は、どんな差別にも該当する偏見の始まりぽくて、それを彼女に言わせたあたりに、覚悟を感じた気がします。 BGMもスゴく良いし、改めて見てみると、より時代を反映させれるところがあって好きですね。