このレビューはネタバレを含みます
"必要ありません。それはもう大勢の方に頂きました。悔いはない。"
■キャッチコピー
「少年は戦う───｢正しい死｣を求めて」
■感想
バトルシーンのクオリティは高いけどストーリーは王道ジャンプ的で普通。
それよりもキャラの個性とセリフが際立っている。
真人の領域展開に取り囲まれたシーンの七海建人。
「必要ありません。それはもう大勢の方に頂きました。悔いはない。」
が凄く好き。
初登場の第一印象が「感情の無いロボットみたいな人」と感じただけに、彼の人間味溢れるシーンに心を持っていかれた。大人の余裕があるところもかっこいい!!
もちろん五条悟も好き。飄々としているのにチート級に強い。
釘崎野薔薇の「うるせぇよ。不幸なら何しても許されんのかよ。じゃあ何か？ 逆に恵まれた人間が後ろ指差されりゃ満足か？」というセリフも凄く好き。
不幸であるからと言って幸福な人間に当たっていいわけでないというのが彼女の性格と過去も相まって心打たれた。
OPとEDが素晴らしく良いので、それだけでも見る価値がある。
原作者さん本人は「BLEACH」に影響されたとおっしゃられているみたいですが、視聴した限りだと「NARUTO」と「HUNTER×HUNTER」の要素が多い
