このレビューはネタバレを含みます
全25話。
東京を首都にするのもうやめましょうよ(過激派)
Twitterからのフワッとした事前知識で
①ゴジョセンが封印されてること
②野薔薇ちゃんとナナミンが死ぬこと
③夏油の頭が割れてること
④お兄ちゃんを名乗る変な髪型の男がいること
を知っていたので、それぞれが急に回収されてウワァーーーーー‼️‼️(オーバーヒート)となった。
夏油の信念がなぜ歪んでしまったのかという12年前の前日譚+ゴジョセンを封印するために勃発した渋谷の大規模テロの話。
今回のテロに巻き込まれた人たちって渋ハロに集うような層なのであんまり心痛まないなって思いました(最低)
ゴジョセンも悠仁も生きてるだけで災厄扱いだけど、ゴジョセンはさすがの年の功というか、バケモノとして生まれてきた自覚の差というか、鋼メンタルっぷりが恐ろしくもあったよね。
一方の悠仁はやっぱりちょっと前までは普通の学生だったからさ、自分のために親しい人が傷つくことへの耐性がなさすぎてめちゃめちゃかわいそうだった。
“悠仁めちゃめちゃかわいそう”の一端を担ってるナナミンの死に際とかね。わたしももれなくダメージ喰らった。
半身焼けた状態の姿見たら「ああもうこれ助からんな」って視聴者も察するじゃないですか。ナナミンこのまま死ぬんだろうなって思いながら改造人間と戦う姿見せられてるの、なかなかキツいもんがあったよ。
ナナミンの「こうありたかった世界」の姿見せられてるのもヤメテェ……となりました。死に際クラシック(命名)も良い味出してる。
灰原くんにかけられた「後は頼んだぞ」っていう呪いの言葉を、今度はナナミンが悠仁に押し付けるのもエグくないですかねぇ……。
ふとして出ちゃった言葉じゃないんですよ。自分のこの言葉が呪いになることを自覚したうえで彼は悠仁を道連れにしたんですよ。
ナナミンにとって悠仁は守るべき未成年だったはずなのに最期の最期で自分のエゴを優先したんですよ。悠仁はこれで一生ナナミンのこと忘れられなくなったよ。この言葉を思い出すたびにナナミンの死に際も思い出しちゃうんだよ………。
宿儺がいるかぎりきっと悠仁は死ねないじゃん。これからどれくらいの人の死を背負わなければならないんだろうね。保護者は心配です。
保護者といえば悠仁のお兄ちゃん事件なんですけども。
「どけ!俺はお兄ちゃんだぞ!!」
お、おもしれぇ男〜〜〜〜〜〜〜!!!!
先述のとおり変な髪型のお兄ちゃんがいるという情報だけは知っていたので、最初メカ丸がそうなのかなと思ってたんだけど、その後ちょんまげを超える変な髪型の男が出てきて「絶対コイツや……」となった。なんだねその髪は、ツインテールなのかい?
存在しない記憶で悠仁にあーんしてもらってたのも笑ってしまった。弟への欲望に従順すぎる。
主人公の兄ポジがそもそも癖(ヘキ)ではあるんだけど、シリアスなシーンに差し込まれる「お兄ちゃんだぞ!!」のインパクトデカすぎて一気に好きになりました。今後もぜひ登場してね。
映画ぶりの乙骨キュンが悠仁を敵視してるので冷や汗をかきつつ、ゴジョセンも早く助けてあげたい、野薔薇ちゃんの安否も気になる、早急な3期が待たれます。