怪物事変のあこのネタバレレビュー・内容・結末

全12話。

　半分怪物の少年・夏羽がお母さんの手がかりを探すために怪物探偵事務所にお世話になる話。
　出てくる子が8歳とか14歳とかなのでコロコロコミックス感が強いけど、ストーリーはなかなかエグめだった。（後述）

　どことなく鬼滅のﾅﾝﾁｬﾗが思い出される雰囲気なのは多分絵柄と花江夏樹のせい。あと絶妙なタイミングで挟まれるボケも鬼滅っぽかった。
夏羽が倫理観欠如系主人公だし、周りの子も人間社会の一般常識に欠けてるのでツッコミ不在でストーリーが進んでいくのがジワジワくる。
顔をはぎとる怪物の回？で夏羽が「姿が見えない！殴ります！（突然の暴行）」ってなってたシーンが好きでした。

　そこまでシリアスに描かれていないけど、察するとゾッとするストーリーのエグさ。蜘蛛のお母さんの人体実験（＝強制性交）だったり、雪男子の結の里長の役目（＝強制性交）だったり、可愛い絵柄でセンシティブな話題が多くてヒェ～～～となった。
　なかなか味わい深い（オブラート）作品でした。