まほ

ワンピース 魚人島編のまほのレビュー・感想・評価

ワンピース 魚人島編(2011年製作のアニメ)
5.0
2年ぶりの一味の集結。
皆それぞれが修行し、学び、鍛錬した技を繰り出す。

たどり着いた魚人島では、魚人族と人間の差別意識が混在する島であり、人間を恨みながら育った魚人街のホーディが、リュウグウ王国の転覆を狙っていた。

かつてリュウグウ王国王妃であった乙姫が願った人間社会との共存、奴隷解放に尽力したフィッシャー・タイガーの2人の人物のエピソードが心に響いた。

乙姫は王国の子供たちに、タイガーはコアラに、2人に共通していたのは、これから生きていく子どもたちに共存していける未来を見せてあげたかったからだと思う。

人の意識は、幼少期から形成されていき、教育する上でも最も大切だと改めて気付かされた。他者を理解し、排斥するばかりではいけないのだと、この回で思った。
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