攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン1のもこもこくじらーたいちーのネタバレレビュー・内容・結末

CGは思いの外違和感なく見れた。アクションシーンもそこそこかっこいい。
世界が小規模な内戦や戦争を繰り返す冷戦のような状況になってしまったディストピア的世界観のより強まった設定は結構良い。
がやはり義体や電脳を駆使した9課の魅力がそこまで見られないのが残念。
ポストヒューマンも、序盤のヒュージは電脳化しただけの生身であるのに少佐とバトーを圧倒するような強さを見せていたのに、後半のボクサーは少佐に肉弾戦で抑えられているし、どの程度のスペックなのかがいまいち分かりづらかった。ポストヒューマン化以前の記憶が残っていることに賭けたと言っていたがそれでも肉弾戦の技量は上がっているはずでは？
ポストヒューマンが電脳戦の強いだけの人間っぽく見えてこれまでのシリーズの敵より脅威的なものにあまり思えないのが少し気になるところ。