もこもこくじらーたいちー

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2のもこもこくじらーたいちーのネタバレレビュー・内容・結末

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2(2022年製作のアニメ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかったがわからんことが多すぎる。
アクションや設定の広がりがよき。9課の面々も1シーズン目にくらべて立ってて良い。
とりあえず初見で他の情報を一切いれずに思ったことを後々調べる時のために記録。
以下2023/8/11記載。

・江崎プリンは1A84のオリジナルと融合したAI搭載のアンドロイドとなったわけだけど1A84の基底プログラムを実行しようとしたのか? それが彼女の人格の融合したから最後はああいう形になったのか?

・ポストヒューマンの発症のタイミングは個人差があると言ってたがその因子は? なぜプリンはあのタイミングで?

・少佐はなぜプリンのAIにオリジナルの1A84を組み込んだのか? 単純なスペックのため?

・Double Thinkとは? 現実とその人の願望の世界の重ね合わせ? 人々が個別に世界を二つ持つことが人類の特異点なのか? 世界総白昼夢が?

・300万人もいるように見えないとバトーが2回くらい言ってた気がするが最後まで300万人のままで話が進んだけどこれなんか意図あるかな?

・ポストヒューマンは感染以前の人格に引っ張られるっぽい描写(ここがSAC要素だろう)から、今回の世界総ダブル化はタカシ単独の計画? じゃあミズカミスズカのポストヒューマンの目的は? 独立国家の設立? そもそもポストヒューマンの基底プログラムは人類全体の恒久的な繁栄だからそことはどう繋がるのか? タカシの1984読んだ影響を鑑みる必要があるのか。読むか。

・やはり12話が一番難解。あれは少佐のダブルの世界だとして、平穏な日常に戻った9課。少佐はロマンチスト? どちらかと言えばリアリストだけど現実を自らの手で変えていけるという思い自体がロマンだということ? 確かにダブルの世界もささやかな変化だ。トグサが離婚してないことぐらいか。

・タカシが最後に少佐の対策をしてなかったのはまあ少佐がロマンチストだと言うことで一旦納得するとして、なぜプリンは最後止めないのか? 彼女の中の1A84は?

・少佐は最後にプラグを抜いたのか? 抜いたとしたらこれは漫画版ナウシカだよなあ。人類の次の段階への移行を少佐個人の手によって妨げた。

・最後のシーンの意味は? トグサが離婚してないことからまだダブルの世界だよね。復興計画進んでるし。そしてそこから脱するシーンてことなのか? そうだとしたら最後のセリフは?
「コード1A84。忘れないで。私たちがこの時代に存在していたことを」
コード1A84というプログラムが存在していてその発現者たるポストヒューマンたちによって作られたNの世界があったことを忘れないって意味か? そうだとしたらプリンの存在はどうなる?
それとも人類がNになる以前の世界を忘れないでって意味か? ムズい〜。