ヴレア

ふしぎの海のナディアのヴレアのレビュー・感想・評価

ふしぎの海のナディア(1990年製作のアニメ)
4.0
最初「天空の城ラピュタ」で、その後「海底2万里」になり、「十五少年漂流記」になり、「ウルトラマン」を入れつつ「エヴァンゲリオン」になって行った。 
どんなアニメだよ!という感じですが…。

“知恵の実“、“第一種戦闘配置“、“「なんですって!」“、“アダム“というワードが出て来たり、プラグスーツを思わせる戦闘服、使徒封印呪詛紋様的な奴、初号機暴走を思わせる音楽、ネルフっぽい地下施設、エッフェル塔。それに、ノーチラス号がエヴァンゲリオンっぽいデザインになったりするので庵野信者ならば見逃せない作品と言えるだろう。ナディアが肉を食べないという設定は庵野自身を反映してるんだろうな。

私的には子供の頃読んだジュール・ベルヌ作品のネモ船長やノーチラス号が出て来て、強大な敵戦艦とのバトル等が繰り広げられるのはかなりワクワクしたし面白かった。
ナディアとジャンの恋の行方も見逃せないし、グランディス始め魅力的なキャラクターも多くて良かったし、オープニング主題歌も気に入っている。
しかし、23話以降の展開があまりにも退屈というか尺延ばしにしか思えない展開だったし(1話丸々キャラクターが歌ってるだけとか笑)、作画崩壊も目立っていた為そこは少し減点せざるを得なかった。
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