ドンゴロス

頭文字D Second Stageのドンゴロスのネタバレレビュー・内容・結末

頭文字D Second Stage(1999年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

まあまず全員顔整形した。
無印でも感じたこどだったが、構成(各シーズンの区切り)がうまい。無印では純粋に拓海のドラテクの凄まじさやバトルに魅了されていく様が描かれ、セカンドでは拓海のマシンへの愛着とバトルへの情熱が増していく様が描かれている。加えてサード(プロD)への橋渡しとして(?)マシンを理解しようとする姿勢もはじめて描かれていた(エンジンブロー後の藤原親子😢😢😢😢😢😢😢😢)。
いくつかのバトルについて言及するならば、拓海vs京一は拓海の成長のための欠かせない重要な役割を持ち、涼介vs京一は(音楽の演出が若干盛り上がりに欠けていたが)敵討ちとして、また純粋なライバルの再戦として熱い。ラストの拓海vs秋山は新たなエンジンを飼い慣らす成長した拓海の姿が描かれている(しかもこちらは音楽の演出もよくかなりキマる)。
おそらくモータースポーツの作品の魅力は(これは走り屋だけど…)は、ひとつにチームの結束力や勝ち負けに関わらず敵手を認める潔さ(スポーツマンシップ)、ひとつにロボットアニメのように自分とマシンをいかにシンクロさせるか(あるいはしてしまうか)があると思う。さらにイニDの場合このシンクロが自分のドラテクにかかっているので、ドラテクの上手下手がバトルの盛り上がりの必須要件となっている。
しかしながら🌹スパダリ涼介🌹だけは若干例外的な魅力があり、やつだけはパソコンの前で収集したデータを解析し「お前の弱点は対向車が来るかも💦と恐れてしまう右コーナーだ‼️‼️‼️」とかまあまあ当たり前のことを言ってスゴい人扱いされている。むしろお前は怖くないのか。群馬の峠だから許されているが、そもそも公道で右車線を走っている時点でお前も含め全員豚箱行きである。
無印に比べて日常、恋愛パートが多かったように感じるが、精神の乱れがバトルに影響しているような描写は人間臭さがあり、青年マンガらしさ?が感じられてよかった。

てか原作読んじゃう系の作品のレビュー難しいね〜。アニメのレビューではなくて、原作のレビューになっていたりするし、かといってアニメと原作の比較ばかりしたくもないしなぁ〜
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