頭文字D Fifth Stageの8の情報・感想・評価

エピソード08
ACT.8 白い悪魔
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あらすじ
地元ドライバーに「白い悪魔」と恐れられる濃霧を逆手に啓介がヒルクライムを完勝。ダウンヒルも拓海が視界不良のなか大差で奥山を下し、七曲りでの勝負は「プロジェクトD」が物にする。だが涼介には勝利を祝う暇がなかった。香織という名の女性を互いに愛し、彼女の死のショックから「死神」と呼ばれるようになった男--北条凛との命がけのバトルを控えていたのだ。そして、奇しくも香織の命日、涼介と凛はターンパイクに姿を現した。
コメント2件
8823peメモ

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「負けた…なんて奴だ。鮮やかすぎて悔しいと思う前に何故か笑えてしまう。そこまでやられちゃ仕方ない。想像を絶するパフォーマンス…乾杯だ、プロジェクトD」 「あの霧の中ではありえないスピードで俺たちは持てる能力のすべてを出して戦った。もう一度やれと言われても二度とできない奇跡のようなあのバトルは一期一会だ」 「ゼロ理論もまだ完全なものじゃないということさ。それに気づくことから進歩が始まるんだ。進化させていけばいい。俺自身もゼロ理論もだ」 「ペース配分だけ指示するぞ、視界が悪いからな。スタート直後は80%、リズムが掴めてきたら90に上げて、行けると思った所で全開だ」「分かりました。そのタイミングはどこまでに?」「3分の1以上はもたせるな。それ以内でケリをつけろ!」 BGM - I WON'T FALL APART 「敵に多くのデータを与えないための指示だ。俺の心はもう先にいる」「つまり、サインドワインダーとの最終戦か?」「まあ…そんなところかな〈それの手前にもうひとつ…俺だけのバトルがある〉」 「視界も含めてコンディションが悪化すればするほど藤原ゾーンの凄みは際立っていくんだ。憎らしいほどにな。いつも同じことを言うけどなケンタ、峠で一番恐ろしいドライバーは…アイツなんだ」 「消えた?本当にコースから…消えちまいやがった」 ★「あえてアドバイスもしないでやらせたのは、二度とできないほどの貴重な体験をさせてやれると思ったからさ。今まで築き上げてきたものが根底から崩れるほどのショックだろうが、それが確実に奥山を成長させてくれる。この悔しさが次のステップに登っていくための原動力になるんだ」 「ツキを味方にできるのは、それなりの準備ができているからだろう」 「スピードスターズのメンバー全員で応援に行くからな。伝説が生まれる瞬間に立ち会うことができると信じてるよ」 「どうです?」「さすがだよ。完璧な仕事だ。ウイングの進化は赤城道路では実感できないけど、高速コーナーでのスタビリティがとにかく欲しかった。あとは俺自身が何処までコイツに対応できるかだな。ブランクもあるし」「涼介さん、どうしてもやらなきゃいけないことですか?他の相手なら何も言いませんが、こればっかりは…。プロジェクトDの遠征もいよいよファイナルだし、涼介さんにもしものことがあったら取り返しがつかないっていうか…やめるべきですよ。涼介さんらしくないじゃないですか」「すまんな、松本。これは俺にとって避けて通れない関門なんだ。あの人を放っておくわけにはいかない。俺にしかできない役目なんだ。落とし所の難しいバトルだけど、心配するな。俺は必ず戻ってくる」「そこまで言うんでしたら…ひとつだけ条件があります」 「いいよなあ…箱根の霧は。薄汚れた現実をすべてかき消してくれる。こうして佇んでいれば、そこにあるのは絶対的な静寂。そして圧倒的な孤独だ。涅槃とはこんなところかもしれないな、香織。お前を失ってから俺はいつも霧の中に佇んでいるようなものだ。ここで俺は涼介と命のやりとりをする。俺たち二人のうちどちらかをお前のそばに送ってやるよ。選ぶのはお前だ。今度こそ本音で選ぶんだぜ、香織」
アキオ

アキオ

中井和哉が赤いz33に乗るシーン。大御所になったなぁ。。。相変わらずアツいキャラに当てられがちなのいいな。アツい闘志を大人な渋いキャラクター像から滲み出してる感じが良い。ゾロもマヨラーも全面にアツさ出ちゃってるけど、池田の場合はもっと大人でダンディな中に秘める感じがいい。 死神GT-R楽しみ。俺も凛みたくメンヘラやから気持ちすごいわかるけど、女への執着を捨てられたらどれだけ楽なのかなって思う。呪いはかけられるものじゃなくて自分でかけるものと今は思えるから切り替えて次にいかないとな。。。 命のやりとりとかめっちゃわかってしまうし、自暴自棄になってるところが今の俺に重なるなぁ。自分の思い込みから解放されれば、俺はもっと強くなれるし、力強く羽ばたいていける。羽ばたくことを恐れずに今をこれからに向けて___未来を生きよう。