きりん

吸血鬼すぐ死ぬのきりんのレビュー・感想・評価

吸血鬼すぐ死ぬ(2021年製作のアニメ)
4.0
この物語の好きな所として、一見珍キャラ大博覧会120%ギャグ漫画なのだけど、根底のベースには日常ストーリーというか、シンヨコスローライフな側面が感じられるんだよね。
夜の新横浜の灯りの一つにロナルドとドラルクとジョンが実在して今日も砂になりながらも楽しく一緒に暮らしているのだろうと思える。
ギャグ話の合間にちょいちょい良い話が入るのもニクイし、新横浜という実際にある場所が舞台なのも親近感が湧いて良い。
このご時世、こういう気が抜ける物語から元気もらって気楽に生きようぜみんな!という気持ちになれた😊

作画やプロットが良いのはもちろん、濃ゆいキャラクター役の声優さん達が毎回豪華で、さらに全力で演じて下さってるの最高😂
敵役好きな奴多すぎるんだが??Y談おじさんとかゼンラニウムとか面白すぎないか??
とても良いアニメ化でした!2期楽しみ✨


以下アニメから入って私が本作に落ちた傾向メモ〜どうでもいい〜
8話「キッドナップ・カプリチオ」視聴、ジョンとナギリの関係性にハマる。2期でもジョン回やナギリ回観れるの期待してるよ…!!

盆の木先生の至らぬラジオ1で「新横浜は弱くてもいい、弱いままでいられる場所であって欲しいと思っています」の言葉で、キャラクター達のやりとりがフワッと蘇り、すごく優しい気持ちになったのでした。
死にやすいドラルクも今じゃ仲間に囲まれて、全力のボケとツッコミの応酬をしながら楽しく暮らしてる。
もちろんドラルクに限らず、シンヨコに出てくるみんなに対して言った言葉なんだと思った😌優しい街…
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