このレビューはネタバレを含みます
一気見。面白かった。
あまり複雑じゃない、簡単なひぐらしっぽい雰囲気。
ストーリー
毎月1人は人が死ぬというヨミキタ中学校の3年3組に転校してきてしまった榊原コウイチ。一人の人間を「いないもの」として扱うことで、その死の連鎖を止められるという迷信を信じて、そうしている最中に転校してきてしまい、そんな事情はしらなかったのでそのいないもののミサキメイに話しかけてしまう。すると、辻褄合わせのためコウイチまでいないものにさせられる。が、そんな事情は知らないし、周りは何も言ってくれない。
周りも事情を話してくれるようになり、重要な情報を手に入れる。クラスに1人死者がいて、そいつを殺すと死の連鎖は止まる。しかし、誰が死者なのか周りも、死者自身もわからないのだと言う。記憶を改竄されているからだ。
なんだかんだあって、死者はクラスの副担任であり、コウイチのおばである先生であることが分かった。コウイチはおばを殺す。
前半はみさきめいという、存在しているのかしてないのか分からない人、おかしいのは自分か？周りか？と言うハラハラ感が良かった。
後半は解答編のように、どんどん謎が解けていくのがおもしろい。
もう少し捻ったオチがあればよかったのと、もっと疑心暗鬼をドロドロに描いてほしかった。
