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スプリガンのカルピスのレビュー・感想・評価

スプリガン(2022年製作のアニメ)
3.7
まずは、劇場版を除いて遂にアニメ化ありがとうございます。

アニメ化することで、今の時代に合わせた部分もあれば、古さを感じさせる部分もある作品でした。

スマホや武器、乗り物に関しては現代に合わしているが、物語に出てくる敵キャラが今さら感が強かったり、台詞や演出が漫画に忠実であればある程、90年代の作品であることを強く感じさせますね。

その古き良きアニメ感が、楽しめるかどうかで評価が分かれそうですが、個人的にはとても楽しめました。

ま〜いろいろ気になる点もありますが。

1つは、話数の構成に関して
全6話で、1話1話40分強の尺で1エピソードを描いてるのはとても良かったです。
ただ、シーズン1の最終回が「忘却王国」は少し地味ですね。
あまり盛り上がりが無く終わってる感じがしてもったいないです。

2つ目は作画に関して
アクションシーンはとても素晴らしいクオリティで、ライブアクションを堪能できて最高でした。
主人公の御神苗優も常にカッコよく、銃を構えた姿は、コレが観たかったんだよ!
と連呼して喜んでました。
ただ、アクション以外の会話パートがやたらと作画落ちしてるのが残念。
主要キャラは皆川 亮二さんのキャラデザにちゃんと寄せた作画に対して、ほかのセルフがちゃんとあるキャラに関しては雑なのは微妙でした。
変に目立ってしまう。
これも90年代ぽさを演出した古き良きアニメってことでいいのかな?

全体的に期待していたクオリティではなかったが、押さえて欲しい所はしっかりと押さえた作品だったので、概ね満足できた作品でした。
優のアーマードスーツのデザインと見せ方は最高でした!!
あとはNetflixさんからシーズン2の制作OKが出ることを願うだけですね!
最後まで観たい!
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