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スター・ウォーズ:バッド・バッチ ファイナル・シーズンのカルピスのレビュー・感想・評価

4.0
遂に最終シーズン!
1話から15話まで一つも目が離せない展開が多く、見事なシーズンフィナーレでした。

S2でテクが亡くなり、戦力的にかなりの痛手を負った99部隊ではあるが、オメガのお陰でクロスヘアーがメンバーに帰ってきた事で様々な困難な戦いを潜り抜けていくバッドバッチ達の活躍が熱い!
最後の最後までバットバッチのメンバーだけで戦っていく姿を見せるとは思いもしませんでした。
大抵最終話になると今まで出てきた様々なキャラ達が総動員して戦いに参加してくれるイメージがあって、15話のタイトルが「援軍の到着」ってなってたから、誰が来てくれるんだろ〜って思ってたら、オメガを助けに来てくれたハンター達が援軍って意味で、たった数人だけで帝国軍の巨大な基地を壊滅させてしまう鬼強さがヤバい!
カッコ良すぎます!
もう、最後のハンターとクロスヘアーのお互いを支えながらのブラスターの構え方が痺れる!
そして、2人を信頼してのオメガの冷静な判断もたまらん。
つくづく1人1人のスキルの高さに驚かされるシリーズだったな。

今回も前回同様に少ないながらにゲストキャラが登場し、まさかのアサージ・ヴェントレス登場に歓喜!
今後もどこかで登場する可能性が高くなったのは嬉しいですね。

この作品の重要な謎であるクローン技術に関して、オメガがなぜ重要なのか?
そこはやはり「マンダロリアン」のギデオンやエピソード9のパルパティーンのクローンへと繋がるかと思いきや!
カミーノのクローン技術は今作で終止符を打たれることに驚き!
これはカミーノ以外で帝国が新たなクローン技術を作り出したことに繋がっていくのか気になる所ではありますな。

S2の時に、今作は「ローグワン」の様な終わり方をする切ない話なんだろうな〜と思っていたが、そんな事はない素敵なハッピーエンドで、スターウォーズらしく次なる希望へと繋がる終わり方になっていて、「スターウォーズ」作品を観たぞ!
って気持ちにさせてくれる素晴らしい作品でした。
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