鈴木パンナコッタ

逆境無頼カイジ 破戒録篇の鈴木パンナコッタのレビュー・感想・評価

逆境無頼カイジ 破戒録篇(2011年製作のアニメ)
3.4
前期と比べて、映像面ではイマイチだったなぁ。モブがスライドしたり、単なる顔のアップだったり、単純になって絵的な面白さが減った印象。とはいえ、動きがある分チンチロやパチンコはアニメのほうがわかりやすかったかな?ビルの傾きも同様。
これは原作の話だけど、パチンコって勝負の前に仕込みがすべて終わってるから、あとは回想形式でネタを明かすだけになるので単調になっちゃうんだよね。それを避けるために突発的なアクシデントが連発するけど、そのため運否天賦の要素が強く感じられてしまう。
動機の面でも、徐々に命をかけた勝負にエスカレートしていく前期に比べて、地下からの生還がメインなのでやや後ろ向きな印象は拭えない。いや、それがjテーマなのは承知だけども。