ゾイド -ZOIDS-の17の情報・感想・評価

ゾイド-ZOIDS- 第17話 共和国の一番長い夜 いやーホント面白い。これまでは地方の小競り合いだったのが、首都防衛戦が近づいてきてじっくり盛り上げてくる。今のアニメのスピード感ではできない、じわじわ盛り上げてくる感じがたまらん。個別の戦闘の意義をきちんと説明するから、展開が必然的に。 このアニメの何が面白いって、各キャラクターがそれぞれの思惑で行動しているところだと思う。一般人の主人公らはわりとその場の流れやノリで行動するし、軍人は軍功や戦況を見て、政治家は野心や対局を見据えて動く。子供向けアニメでここまで多数の視点をわかりやすく入れるのは見事よ。 ロボットアニメである以上メカ描写は第一だし、実際ゾイドのアニメのメカ描写は極めて凝っていてメチャクチャ面白いけど、キャラ描写も負けず劣らず面白い。なんか凝ってる映像がちょいちょい挟まって、まったく飽きない。最高でしょ。

ハーマンがバンの頼れるバトルの先生になっていて、フィーネとムンベイがチャーミングな凸凹コンビになっていて、随所に笑いをまぶしているのがとても見易かったです。 レイヴンとの再戦ではシリアスにギアチェンですし、キャラクターの言動一つハラハラドキドキばっかりです！