お腹すいた

私のあしながおじさんのお腹すいたのレビュー・感想・評価

私のあしながおじさん(1990年製作のアニメ)
5.0
子供の頃にアニメを見てから、大人になって原作を読んだけど「この原作がああなるんだ!?!?」と日本のアニメ化技術に感服した。
あしながおじさんは、日本では育英会の名前の由来にもなったり多くの日本人に愛されてる作品だと思う。

孤児の子供が大金持ちに見そめられて、リッチな暮らしをできるようになるところにすごく夢があって、その後も度々アニメを見返してきた。

でもアニメを最初に見ていた子供時代でもあしながおじさんことジャービスがジュディと恋に落ちて結婚する最後の方はなんか釈然としないというか、ロリコンという感じでなんかなぁと思ってたけど、大人になって見返すとジュリアがすごくジュディの恋を応援してくれて、ジュディがジャービスとの身分の違い、ついてる嘘の重さに耐えきれず彼を諦め手放そうとするたびにたびたび「あのジャービスおじさまがそんな人だと思う? 彼と過ごしたこれまでを信じなさい」的なことを言って励ますけど、その気持ちが優しくて素敵で、大人になるとジュリアが一番大好きになったし、ジュリアの言葉からもジュディがジャービスと結婚するにいたるのは至極当たり前なんだと思えるようになった。