このレビューはネタバレを含みます
流行りに乗ってみた。
話も設定もキャラも新鮮味は無い。
どこかで見た物を組み合わせただけの印象。
やたらと心の声がダダ漏れなのが違和感。
主人公は良しとしても、寡黙な渋めのキャラさえも漏れまくり。キャラに深みが出ない。
何だか話にも深みが無い。
ここ何年も王道が嘲笑され、変化球ばかりが持ち上げられて来た。
その反動か、一周したのか、逆にこう言った作品が物珍しくなった。
ここ10年ぐらい、これと言ったヒット作が無かった様な気もする。
可も無く不可も無く、途中までは。
善逸。
このキャラの登場が転機。
度が過ぎた臆病でコミカルな様がクセになる。千葉繁さん並みに頑張っている声優さんにリスペクト。
実は強いって設定もツボ。
高速の居合斬りってシビれる。
愈史郎もお気に入り。
個性豊かにも程がある柱の面々も気になって仕方無い。
この辺りから、出て来るキャラ全部魅力的に見える。
成る程、どんどん面白くなるパターンね。
このタイミングで無限列車。
そりゃ映画観に行きたくなるわ。
アニメーション技術が最早映画。
人の動きのリアリティ。
風景が実写の如く。
雨とか木々、雲や川、自然の再現度に目を奪われる。
立体感、奥行きの表現も凄い。
映画も観るし、漫画も読む。