『やっと観た』
興業収入400億円突破の映画作品をわたしゃ観てないんですよね。やれやれ。
いや原作漫画は毎週月曜朝にいの一番に読んでましたから、まあそこで割りと感動マックスで気持ちが完結していたわけです。
コロナやなんやかやで結局劇場には行かず、ようやく無限列車編、堪能しました。
いや泣けるね。
これ何が良かったかと言うと、単純に「鬼滅の刃」という物語のいち挿話である無限列車編というストーリーを抜き出してある程度完結した二時間のストーリーとして提示した事だと思う。
漫画で読んでる時はこれが無限列車編だと思って読んでないし、終わっても普通に次の週には続きを読んでいた訳だし。
かっちり二時間でまとまった物語を見せた事がより感動を増幅させたんじゃないかな。
さて、それをオリジナルエピソードを含めた7話の連続テレビアニメにするという。
結論から言うと、やはり劇場版ほどの集中度は得られなかったような気がする。
2話3話辺りのウエットな感動、そして最終回の熱い感動はともかくとして、やはり途中の最初の鬼との戦いはどうしても消化試合のようになってしまったように感じる。全話の中でのボリュームもそこまでじゃないという。
ラストが「炎」だったのも多少疑問。
なんのためのテレビアニメ用のエンディングテーマだったのか。次週もアニメが続くのなら、「白銀」で良かったんじゃなかろうか?
ただ改めて観てみて、これを劇場版として製作することにしたスタッフの慧眼に恐れいるのと同時に、物語自体の力強さにも感心した次第。
まあ本当に本当は「鬼滅の刃」第27話から第33話としてカウントしてあればなんの文句もなかったかな。
やはりあくまでも漫画版の、ひと続きの物語としての「鬼滅」を愛しているので。
さてと。
それじゃ録画してあった「劇場版 無限列車編」、観るとしますか。
(えっ)