たむ

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のたむのレビュー・感想・評価

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(2023年製作のアニメ)
3.5
上弦の鬼を初めて倒した炭治郎達のその後を描く、刀鍛冶の里編、ハイクオリティアニメーションで登場です。
とにかく作画が毎回凄まじいクオリティで、この春シーズンのアニメは好きな漫画のアニメ化が多く、いくつか観ていますが、ダントツの画面です。
映画館のスクリーンでも決して見劣りしないようなクオリティが毎週展開するのですから、別格のアニメと思います。
しかし、遊郭編もそうでしたが、テンポが遅いです…。
それも遊郭編の比ではないぐらい話が先に進みません。
漫画は自分のペースで読みますが、アニメはテンポが非常に重要です。
漫画のテンポより一つ一つのエピソードに時間かけ過ぎな印象は拭えません。
結局配信でイッキ見スタイルが増えたからか、全話を通してみれば良くても毎週毎週観続けると、話が進まない…。
炭治郎立志編や無限列車編のペースだったら、今度の柱稽古も終わったのではないかと思うほど…。
刀鍛冶の里編は鬼滅の刃クライマックス突入の重要なポイントで、私も漫画であるシーンが衝撃を受けました。
ここをクライマックスと捉えると、全体のスローペースがもったいない印象です。
絵のクオリティと物語の語りのテンポ。
次回は、このバランスを期待したいですね。
たむ

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