ジャンプ+で連載していた漫画をMAPPAがアニメ化した時代劇です。
時代劇と言っても、幻想怪奇の要素も強く、漫画も全巻読んだ非常に楽しみにしていた作品です。
不老不死の仙薬を探すため、罪人と首斬りが二人一組で上陸するものの、その島は…という筋。
原作の荒々しい戦いの凄まじさを『呪術廻戦』でも高い評価を受けたMAPPAのアニメ表現は、本作でも縦横無尽の戦闘シーンに仕上げています。
ただ既に完結している原作のため、いくらでもテンポをコントロール出来るはずですが、やっぱり遅いです…。
原作でも重要なタオが出てくるところまではいきますし、第二期も決まったので、結末までアニメ化してくれると信じていますが…もう少し先まで描けたのでは？
原作もスピード感のある作品だったので、アニメ化するとテンポが悪くなる、というのはどうしても気になってしまいます。
幻想怪奇な表現と物語が、生死の極限状況でのキャラクターの心理、行動と魅力的な要素。
知らないものがある時代劇への郷愁もある不可思議な世界観。
地獄と楽。
相反するものがテーマを描き出していくシリーズ、第二期も期待しています。
なるべく早めに…。
