配信サービス | 配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回31日間無料 2,189円(税込) | 今すぐ観る
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見放題 | 初回30日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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レンタル | なし 登録無料 | 今すぐ観る
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見放題 | なし 960円(税込) | 今すぐ観る
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見放題 | 初回31日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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U-NEXTで、『フレッシュプリキュア!』は見放題配信中です。
U-NEXTには初回31日間無料体験期間があります。
無料体験中は290,000作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回31日間無料 2,189円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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2,189円(税込) | 初回31日間無料 | 290,000作品以上 | 可能 | 4端末 | 600pt(無料トライアル) 付与 |
U-NEXT トップページから、「31日間 無料体験」ボタンを押します。
「今すぐはじめる」ボタンを押します。
カナ氏名、生年月日、性別、メールアドレス、パスワード、電話番号を入力し、「次へ」ボタンを押します。
入力内容を確認し、無料期間が終了した際の決済方法としてクレジットカード情報を入力し「利用開始」ボタンを押します。支払い方法として楽天ペイ、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払いを選択することもできます。
これでU-NEXTの登録が完了です。続いてファミリーアカウントを追加することもできます。
U-NEXT にログインしている状態で、トップページ左上のメニューボタンを押します。
メニューから「アカウント・契約」を選択します。
「契約内容の確認・解約」を選択します。
「解約手続き」を押します。
画面をスクロールして「次へ」ボタンを押します。
画面をスクロールして、「注意事項に同意する」をチェックし、「解約する」ボタンを押します。
これでU-NEXTの解約手続きが完了です。
DMM TVで、『フレッシュプリキュア!』は見放題配信中です。
DMM TVには初回30日間無料体験期間があります。
無料体験中は15,000作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回30日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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550円(税込) | 初回30日間無料 | 15,000作品以上 | 可能 | 1端末 | 550pt 付与 |
DMM TV トップページから、「30日間無料トライアル!」ボタンを押します。
「まずは30日間 無料体験」ボタンを押します。
DMM.comのアカウントをお持ちの方はログイン、お持ちでない方は「新規会員登録」ボタンを押します。
メールアドレスとパスワードを入力し、「認証メールを送信する」ボタンを押します。
受信した「DMM:会員認証メール」の本文にあるURLを開きます。
ページをスクロールし、無料期間が終了した際の支払い方法としてクレジットカード情報を入力し、「次へ」ボタンを押します。支払い方法としてキャリア決済やDMMポイントを選択することもできます。
入力内容を確認し「登録する」ボタンを押します。
「はじめる」ボタンを押します。これでDMM TVの登録が完了です。
DMM TV にログインした状態で、トップページからアカウントメニューを開きます。
メニューから「会員タイプ DMMプレミアム」を選択します。
ページをスクロールし、「DMMプレミアムを解約する」を押します。
ページをスクロールし、「解約手続きへ進む」ボタンを押します。
アンケートに回答し「次へ」ボタンを押します。
続きのアンケートに回答し「次へ」ボタンを押します。
続きのアンケートに回答し「アンケートを送信して次へ」ボタンを押します。
再び画面をスクロールし、「解約手続きを完了する」ボタンを押します。
これでDMM TVの解約が完了です。
Rakuten TVで、『フレッシュプリキュア!』はレンタル配信中です。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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レンタル | なし 登録無料 | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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登録無料 | なし | 0 | 可能 | 1端末 | - |
Rakuten TVトップページから、右上のメニューを開きます。
メニューから「ログイン」を選択します。
すでに楽天会員の場合はログインします。会員でない場合は「楽天会員に新規登録(無料)してサービスを利用する」ボタンを押します。
必須項目としてメールアドレス、パスワード、氏名、氏名(フリガナ)を入力します。クレジットカードで支払う場合はクレジットカード情報を入力し「同意して次へ」ボタンを押します。
入力内容を確認し、「登録する」ボタンを押します。
「続けてサービスを利用する」ボタンを押します。
支払い方法を選択して「利用規約に同意してサービスを利用する」ボタンを押します。これでRakuten TVの登録が完了です。
Rakuten TVにログインした状態で右上のメニューを開きます。
メニューから「ヘルプ」を選択します。
画面をスクロールして「解約・利用停止」から「利用停止」を選択します。
「Rakuten TVの利用停止方法は?」を選択します。
「利用停止申請へ」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
画面をスクロールして「利用停止確認へ」ボタンを押します。
画面をスクロールして「利用停止する」ボタンを押します。
これでRakuten TVの利用停止申請が完了します。利用停止処理が完了すると、登録メールアドレスに利用停止のお知らせメールが届きます。
ABEMAで、『フレッシュプリキュア!』は見放題配信中です。
ABEMAに登録すると、30,000作品以上の見放題作品を鑑賞できます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | なし 960円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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960円(税込) | なし | 30,000作品以上 | 可能 | 2端末 | - |
ABEMA トップページの左上のアイコンからメニューを開きます。
「視聴プラン」を選択します。
「¥0トライアルを始める」ボタンを押します。
「メールアドレス」、「パスワード」を入力し、「同意して送信」ボタンを押します。
入力したメールアドレス宛に認証コードを受け取ります。
認証コードを入力して「完了する」ボタンを押します。
支払い方法として「クレジットカード」を選択します。「ドコモ払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」を選択することもできます。
クレジットカード情報を入力し「クレジットカードで登録」ボタンを押します。これで ABEMAプレミアムの登録が完了です。
ABEMA にログインした状態で、左上のアイコンからメニューを開きます。
「視聴プラン」を選択します。
「解約に進む」ボタンを押します。
画面をスクロールして、最下部の「解約を続ける」ボタンを押します。
該当する「アンケート選択肢」を選択し、ページ下部の「解約する」ボタンを押します。
「解約する」ボタンを押します。これでABEMAプレミアムの解約が完了です。
dアニメストアで、『フレッシュプリキュア!』は見放題配信中です。
dアニメストアには初回31日間無料体験期間があります。
無料体験中は4,800作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回31日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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550円(税込) | 初回31日間無料 | 4,800作品以上 | 可能 | 1端末 | - |
dアニメストア トップページの「初回初月無料トライアル」ボタンを押します。
dアカウントをお持ちでない場合は「dアカウント発行」ボタンを押します。
「ドコモのケータイ回線をお持ちのお客さま」、もしくは「ドコモのケータイ回線をお持ちでないお客さま」の該当するボタンを押します。
「メールアドレス」を入力し、「次へ」ボタンを押します。もしくは「メールアプリを起動する」から空メールを送信して登録することもできます。
入力したメールアドレス宛にメールが届きます。本文内のURLを開きます。
登録するdアカウントのIDを選択し、「パスワード」を入力して「次へ進む」ボタンを押します。
お知らせメールの受信設定をして「次へ進む」ボタンを押します。
「氏名」「氏名カナ」「性別」「生年月日」「携帯電話番号」を入力し「次へ進む」ボタンを押します。
受信したワンタイムパスワードを入力し「次へ進む」ボタンを押します。
クレジットカード情報を入力して「確認画面へ」ボタンを押します。
登録内容が正しいか確認し「規約同意画面」へボタンを押します。
「上記の利用規約/注意事項/パーソナルデータの取り扱いに同意する」にチェックを入れ「申込内容を確認する」ボタンを押します。
「申し込みを完了する」ボタンを押します。これで dアニメストアの登録が完了です。
dアニメストアにログインした状態で、ページ下部のメニューから「解約」を選択します。
画面をスクロールしてアンケートを入力し「解約する」ボタンを押します。
「dアニメストアを解約する」と「dアニメストアの注意事項に同意する」をチェックし、受付確認メールの送信先を選択した上で「次へ」ボタンを押します。
「手続きを完了する」ボタンを押します。これでdアニメストアの解約が完了です。
「チェインジ! プリキュア・ビートアップ!! みんなで幸せゲットだよ!」 桃園ラブは、四つ葉中学校2年生。ある日、人気ダンスユニット・トリニティのライブを見に行ったラブは、リーダーであるミユキのダンスに大感動。「あたしもあんなふうに踊りたい!」と、夢をふくらませます。ところが、突如現れたナケワメーケのせいで、ステキなライブ会場が大パニックに! それは全世界の支配と統制をもくろむ管理国家・ラビリンスの、遠大な陰謀のごく一部だったのです。 「憧れの人を守りたい! トリニティのライブをもう一度見たい!」 強い気持ちに突き動かされたラブは、鍵型の不思議な妖精・ピックルンと変身携帯手帳・リンクルンの力で、伝説の戦士・プリキュアに変身します。愛と希望と祈りのハートでラビリンスの野望を挫くため、新生プリキュア、ここにスタート!
悲しいことがあったのか、泣いている女の子がいました。女の子の名前は桃園ラブ。そのラブを心配そうになぐさめている山吹祈里と、冷静に見守っている蒼乃美希は、ラブの昔からの親友です。美希と祈里が泣いている原因を聞くと、ラブは「先輩にフラれた」と言いました。本当は、友達が先輩に告白して断られただけだったのですが、ラブはそれが自分のことのように悲しかったのです。でも、美希と祈里に話して、スッキリしたラブは泣きやんで、ふたりをドーナツ屋に誘います。しかし、ふたりは用事があって一緒に行けません。そこでラブは、ひとりで向かいますが、いつの間にか道に迷ってしまいました… いつしかラブは、見たこともない洋館にたどり着いてしまいました。中へ入ると、ひとりの女の子が現れて、ラブを強引に占うと言います。仕方なく占ってもらったラブでしたが、女の子から幸せが訪れると言われて、うれしくなって帰って行きました。でも、洋館では女の子以外にも、ふたりの男の人がラブのことを観察していたのです。無事にいつもの道に戻って、自分の家へと帰ってきたラブ。家ではお母さんが、ラブの大好きなダンスユニットのトリニティのイベントチケットを持っていました。ラブはあこがれのミユキに会えると喜び、幸せとはこのことだと納得しました。 イベントの当日、ミユキのダンスを見て、ラブを初めとして会場のみんなは喜んでいました。そこへ、洋館にいた女の子が突然現れます。女の子の名前はイース。ラビリンスの総統メビウスの命令で、インフィニティを求めてこの世界にやって来たのでした。イースはカードを使って、アンプを怪物であるナケワメーケに変えると、コンサートをメチャクチャにしてしまいます。その目的は、みんなから不幸のエネルギーを集めて、インフィニティを探すことでした。みんなが逃げまどうなか、ラブは勇気をふるいおこして、ミユキを助けます。そんなラブの心に反応したのか、奇跡が起きました! ラブの携帯電話にピックルンが飛び込むと、変身アイテムのリンクルンへと変わります。その力を使ってラブは、伝説の戦士プリキュアへと変身しました。キュアピーチとなったラブは、その力でナケワメーケを圧倒します。そして、ピーチの「プリキュア・ラブサンシャイン」をくらったナケワメーケは、元のアンプへと戻っていきました。それを見たイースは、ピーチに不敵な言葉を残して、去って行きます。元に戻ってミユキを介抱したラブでしたが、自分がプリキュアに変身して戦ったことを信じられません。そんなラブを見ていた妖精のふたり、シフォンとタルト。新しいプリキュア伝説が今、始まるのでした。
朝早くからランニングなど、運動をガンバっている美希。それは将来、ファッションモデルになるための努力です。朝ご飯もしっかり食べて、オシャレもキチンとした美希は「あたし完璧」と、鏡の前で言うのでした。一方、まだ眠っていたラブでしたが、起きてみると目の前にフェレットみたいな姿のタルトと、ぬいぐるみのようにかわいいシフォンがいつの間にかいます。聞けば、彼らは妖精の国“スウィーツ王国”からやって来た妖精で、全パラレルワールドの支配を企む“ラビリンス”の総統メビウスから世界を守るため、伝説の戦士プリキュアを探しに来たと言いました。 そんな時、ラブのお母さんが部屋へとやって来ました。あわてるラブでしたが、お母さんから言われて、ミユキとの約束があったことを思い出し、さらにあわてます。今日は、ミユキにダンスを教えてもらう約束をした日だったのでした。急いで出かけると、犬を連れた祈里と出会います。ラブは一緒にダンスをやろうと誘いますが、祈里は自信がないようで、その誘いを断ってしまいました。そこでラブは、今度は美希を誘うため、美希の家まで行きます。でも、美希は出かけていませんでした。そのころ美希は、離れて暮らしている弟の和希と一緒にいたのです。 ファミレスで楽しそうに話をする美希と和希。街のみんなも幸せそうです。でも、イースは、そんな光景が大キライでした。自動販売機をナケワメーケに変えて、街中をジュースまみれにして、みんなを不幸にさせようと暴れさせます。そのせいで、美希と和希はトイレに閉じ込められ、ピンチになりました。でも、美希は希望を捨てず、なんとか和希だけでも脱出させようとガンバります。そんな美希の心に反応して、携帯電話にピックルンが飛び込みました。そして、変身アイテムのリンクルンへと変わると、美希を第2のプリキュア・キュアベリーへと変身させます。 ベリーの活躍で、和希は無事に助けられました。そこへ駆けつけたラブもキュアピーチに変身して、ふたりのプリキュアがナケワメーケを止めようと闘います。そしてベリーの「プリキュア・エスポワールシャワー」が、ナケワメーケを元の自動販売機へと戻しました。自分がプリキュアに変身して戦ったことにおどろいている美希。ラブは、美希もプリキュアだったことに喜ぶと、一緒にミユキにダンスを教えてもらうため、強引に連れて行ってしまいます。仲良く、ミユキにダンスを教えてもらうラブと美希。その姿を、うらやましそうに祈里は見ていたのでした…
ラブの家へとやって来た美希。それは、タルトからプリキュアについて、くわしく教えてもらうためでした。今までの事件のことを聞いて、プリキュアになって活躍すれば、アイドルだって夢じゃないと思うラブと美希ですが、タルトからプリキュアのことは秘密だと言われて、チョット残念に思います。そんな時、突然、部屋にラブのお母さんが入ってきました。お母さんにシフォンとタルトを見られて、あわてるラブと美希。でも、シフォンはぬいぐるみ、タルトはフェレットだとお母さんは思いこんでしまいます。こうして、シフォンとタルトは、ラブの家にいても大丈夫になるのでした。 そのころ、ひとりで落ち込んでいる祈里。その理由は、ラブからダンスユニットへ誘われたのに、断ってしまったことでした。本当は、自分もダンスをやってみたかったのに、自信がないと言ってしまった消極的な自分の態度を、祈里は悩んでしまいます。そんな祈里を見て、ドーナツ屋のカオルちゃんが声をかけました。自分に自信がないことを相談する祈里に、カオルちゃんは自分を信じることの大切さをアドバイスします。少しだけ元気を取り戻した祈里。そこへ、先日まで、自分の家の動物病院で治療していた犬のラッキーが、飼い主のタケシと共にやって来ました。 すっかり元気取り戻したラッキーと一緒に川で遊ぶ祈里。とても幸せそうな光景です。でも、そこへ、またしてもイースが現れました。みんなが幸せそうにしていることが大キライなイースは、カードの力でラッキーをナケワメーケに変えてしまいます。ナケワメーケになって暴れるラッキーを止めるため、助けを求めにその場を逃げ出す祈里。でも、みんなもナケワメーケが怖くて、祈里の言葉に耳を貸そうとはしません。困った祈里でしたが、カオルちゃんに言われた、「自分を信じること」という言葉を思い出し、勇気を出してナケワメーケに向かっていきます。そこへ、キュアピーチとキュアベリーが駆けつけました。 必死にナケワメーケになったラッキーを説得する祈里。でも、イースの命令で、ナケワメーケが襲ってきました。このピンチに、祈里の携帯電話へピックルンが飛び込み、変身アイテムのリンクルンへと変わると、祈里を第3のプリキュア・キュアパインへと変身させます。そして、キュアパインの「プリキュア・ヒーリングプレアー」が決まって、ラッキーは無事のもとの姿へと戻ることができました。こうして、祈里も加わって、3人になったプリキュア。自信をつけた祈里は、プリキュアとしてガンバることはもちろん、ダンスもガンバろうと、おそろいのユニフォームまで用意して、張り切るのでした。
ナケワメーケと、それをあやつるラビリンスのことを聞いたラブ、美希、祈里の3人でしたが、タルトとシフォンがどこから来たのかをまだ聞いていませんでした。そのことをたずねると、タルトとシフォンは妖精の国スウィーツ王国から来た妖精だと教えてくれました。そんな時、まだ赤ちゃんのシフォンが超能力を使ってイタズラを始めます。そのイタズラにビックリすると、ラブのドーナツにジュースがこぼれてしまいました。せっかくのドーナツをダメにされて怒るラブに、まだ食べられると言って、ドーナツを食べたタルトは、初めて食べたその美味しさに夢中になって、みんなのドーナツも食べてしまいます。 ラブたちが散らかった部屋を片付けていた間に、いつの間にかタルトがいなくなってしまいます。手紙が残っていましたが、妖精の国の言葉で書いてあって、ラブたちには何が書いてあるかわかりません。困っていると、シフォンがまたイタズラを始めます。そのことをラブが怒ると、シフォンは泣きだして、外へ出てしまいました。あわてて、シフォンの後を追いかける3人。でも、町の中は人が大勢いて、シフォンはなかなか見つかりません。しかし、なんとかイタズラの後を追いかけてシフォンを見つけますが、超能力を使われて、なかなかつかまえることができないのでした。 一方、この町にラビリンス三幹部のひとり、ウエスターも来ていました。ウエスターはみんなを不幸にしようと、水あめをナケワメーケに変えて暴れさせます。それを知ったラブたちはプリキュアに変身、ナケワメーケに攻撃しますが、水あめのようなグニャグニャした身体には、普通の攻撃は効き目がありません。ピンチにおちいるプリキュアたち。そこへシフォンが現れました。シフォンはイタズラのつもりで、ナケワメーケに氷を投げつけます。するとその冷たさで、ナケワメーケの身体は固まってしまいました。こうしてピンチを脱出したプリキュアは、ナケワメーケを倒します。 すべてが終わって、ラブの部屋に戻ったみんな。シフォンは超能力を使いすぎたようで、眠くなったみたいです。そんな時、ラブはあることに気付きました。それは、シフォンがみんなに笑顔になってもらおうとイタズラをしていたのではないかということです。何よりもみんなの笑顔が大スキなシフォン。でも、今はおなかがすいたようで、チョットご機嫌ななめです。そこでタルトは、リンクルンを使って、シフォンの食事であるキュアビタンを取り出します。実はリンクルンは、ただの変身アイテムではなく、シフォンのお世話をするための道具を取り出すことができたのでした。
占い館で、美希をデートに誘う方法を占ってもらう裕喜。その裕喜を心配そうに見守る友達の大輔と健人。占いの結果、強引にアタックするよう言われた裕喜は、はりきって占い館を後にしました。でも、占っていたのはラビリンスのウエスターだったのです。そんなことを知らずに美希を遊園地に誘う裕喜でしたが、その答えは「ごめんなさい」。見かねた大輔は、ラブに美希を説得するように頼みました。裕喜のひたむきさを見たラブは祈里も誘って、みんなで遊園地に行くことを提案します。これには美希も納得し、6人はグループデートをすることになりました。 まだお世話が必要なシフォンを連れて、遊園地にやって来たラブ。ジェットコースターに乗ったり、アトラクションを見たり、みんなで楽しく遊ぶ6人。でも大輔たちは、それぞれがデートを楽しもうと、わざとバラバラになってしまいます。その結果、裕喜はようやく念願叶って、美希とふたりっきりになることができました。さっそく、お姫様と騎士のコスプレをして楽しむ美希と裕喜。一方、祈里は健人とお化け屋敷に入ります。でも、先に悲鳴を上げて、呆然としてしまう健人。そんな健人に、準備万端の祈里はいろいろなものを出して、やさしい気づかいをみせました。 そのころラブは大輔と一緒でしたが、美希と祈里を探していて、大輔の本当の気持ちに気づいていませんでした。口ではラブのことを何とも思っていないようにふるまっていた大輔でしたが、本当は大好きなラブをコンサートに誘おうとチャンスを狙っていたのです。そんな時、連れてきたシフォンが目を覚ましてしまいました。あわてて、大輔から離れていくラブ。そうしていると、今度はウエスターが、遊園地でナケワメーケを暴れさせ始めました。ラブたち3人はプリキュアに変身して、ナケワメーケを止めようと闘います。でも、大輔がナケワメーケにつかまってしまいました。 まずは大輔を助けるため、キュアピーチはコースターを使って、ナケワメーケを水浸しにして動きを止めました。そうして大輔を助けると、決め技でナケワメーケを元の姿に戻します。こうして事件も無事解決して、お互いの無事を確かめる6人。でも大輔は、いまだにラブを誘えずにちょっと不機嫌です。仕方なく遠まわしに聞いてみると、そのコンサートのチケットはすでにゲットしていると答えるラブ。それを聞いて大輔はガッカリします。さらに美希が和希と一緒に行ってしまうのを見て、何も知らない裕喜はフラれたと思って落ち込んでしまうのでした。
ラビリンスの総統メビウスから、プリキュアに作戦を邪魔されて、不幸のゲージを貯められなかったことを怒られるイースとウエスター。でも、まだプリキュアと戦っていないサウラーは、余裕の表情を浮かべています。ついに行動を開始したサウラーは、より不幸のゲージを貯めようと、黒板をナケワメーケに変えて、子供の好きなものを消そうと考えました。まず手始めに、みんなの大好きなハンバーグを消してしまうサウラー。みんなの前から次々とハンバーグが消えてしまいます。そのため、ラブがお母さんの代わりに作ったハンバーグまで消えてしまうのでした。 突然、ハンバーグが消えてしまって、ラブはビックリします。そんな時、お母さんが帰ってきました。お母さんは、ハンバーグが消えたことを、ラブが食べてしまったのだと勘違いします。でも、身に覚えのないラブは、そのことがきっかけでお母さんとケンカになってしまいました。そして、思わず「お母さんなんて大キライだよ!」と、ラブは言ってしまいます。翌日、そのことを美希と祈里に言いながら、落ち込んでいるラブ。美希と祈里は、そんなラブをお母さんと仲直りさせるため、ラブをお母さんの働いているスーパーへと連れて行くのでした。 お母さんの働いているスーパーへと行ったラブでしたが、お母さんはもう帰ったあとでした。いつもよりお母さんが早く帰ったことを、いろいろと心配するラブ。そんな時、周りから子供たちの泣き声が聞こえてきました。ゲーム機やお菓子など、みんなの好きなものが次々消えてしまったのです。昨日のハンバーグを始め、この事件がラビリンスの仕業だと思ったラブたちは、手分けして犯人を探しました。その途中、自分の家の前まで来たラブは、お母さんが心配になります。そっと台所まで見に行ってお母さんの無事な姿にホッとするラブでしたが、次の瞬間、お母さんは目の前で消えてしまいました。 それは、みんなが大好きなお母さんの存在に気づいたサウラーの仕業でした。大切なお母さんを取り戻すため、ラブたちはプリキュアに変身して、ナケワメーケと戦います。そのプリキュアたちの活躍で、ナケワメーケは元の姿に戻って、みんなの好きなものや、お母さんを取り返すことができました。こうして戦いも終わり、自分の家に帰ったラブは、お母さんに心からゴメンなさいとあやまります。お母さんは、そんなラブをニッコリと笑いながら許してくれました。でも、ラブの大キライなニンジンは、ちゃんと食べるように言うのでした。
今まで、プリキュアによって作戦をジャマされたことを怒る総統メビウスに、イースは自分がプリキュアを倒すことを約束します。そしてイースは普通の人と同じ姿になって、ラブたちの暮らす四つ葉町へとやって来ました。一方、ラブはお母さんの買い物で町へと出かけます。そんなラブに、偶然を装って近づくイース。でも、そうとは知らないラブは、以前、自分を占ってもらったことを感謝します。思いもかけなかったラブの態度にビックリしながらも、イースは自分のことを“東せつな”と名乗って、ラブに四つ葉町を案内してもらうことになるのでした。 せつなの目的、それはプリキュアに変身するためのアイテム・リンクルンを奪うことでした。それは、プリキュアに変身できなければ、ラブたちを倒すことは簡単だと思ったからです。でも、チャンスだと思っても、ジャマが入ってなかなかうまくいきません。その一方、ラブは、カオルちゃんのドーナツ屋に行ったり、美希や祈里に紹介したりと、せつなに町中を案内します。せつなの占いで夢が叶ったと喜んでいるラブは、せつなに夢について聞きました。でも、せつな=イースは総統メビウスのために存在し、自分の幸せのことなど考えたこともありませんでした。 買い物をして、ラブはコインをゲットしました。それは、今、行われている福引の抽選券だったのです。福引の大当たりである“幸せのもと”が何なのか、ラブはどうしても知りたかったのでした。でも、どれが大当たりかわかりません。そこでラブはせつなと一緒に、大当たりだと思うものを指さしました。すると、ふたりは同時に同じものを指さします。それをゲットすると、中には幸せのもとのラッキークローバーが入っていました。大喜びのラブはせつなに感謝します。でも、そんな幸せのときを不幸にしようと、ウエスターが時計をナケワメーケに変えて、暴れさせ始めました。 ナケワメーケを止めるため、ラブたちはプリキュアに変身しました。でも、時間を自由に操れるナケワメーケは強敵で苦戦します。しかし、みんなの幸せを壊したこと、せつなを傷つけたことを怒ったキュアピーチの力はいつも以上でした。いつものようにナケワメーケはもとの姿に戻って、ウエスターは逃げて行きます。そして、戦いが終わり、せつなにラッキークローバーを渡すラブ。それは、今度はせつなが自分の幸せを見つけられることを願ってのことでした。でも、せつな=イースは、プリキュアを倒すためにラブに近づけたことを喜んでいたのです。
おなかをすかしているシフォンに、ラブはいつものようにキュアビタンをあげました。でも、シフォンのご機嫌が直りません。それはリンクルンで出したほ乳ビンに、キュアビタンが入っていなかったからです。その原因は、キュアビタンのもとがなくなったせいでした。そこで、タルトはキュアビタンを取り寄せようとしますが、その連絡先を書いたメモがありません。それは、メモを間違ってラブが捨ててしまったからでした。このままではシフォンの食べるものがありません。そこでラブは、シフォンのために代わりのご飯を用意するのでしたが… ミルクやホットケーキなど、ラブはシフォンのために、いろいろな料理を作りました。でも、どんな料理を作ってもシフォンは食べようとはしません。この世界の食べ物は、シフォンの口には合わないようなのです。そこでみんなは、キュアビタンの材料を探すことにしました。その材料とは『虹色のたまご』『空から降った乙女の涙』『竜巻のかけら』『走るペガサスのしっぽ』『天使が落とした幸福のリング』。それらを、オテガル~ンクックカップに入れればいいのですが、とても普通では手に入るものではありません。タルトの話では、似たようなものでもいいということなのですが… 虹を作って、そこへたまごをかざした『虹色のたまご』。屋上からラブの涙を落した『空から降った乙女の涙』。羽を頭につけた美希のポニーテールで『走るペガサスのしっぽ』。体をグルグル回して作った『竜巻のかけら』など、材料をゲットするラブたちでしたが、どうしても最後の『天使が落とした幸福のリング』だけが見つかりません。でも、カオルちゃんのドーナツがみんなを幸せにしていることから、このドーナツが幸福のリングだということがわかります。さらに、子供のころ天使と言われていたカオルちゃんが、ドーナツを落としました。これこそが『天使が落とした幸福のリング』だったのです。 ついに材料がそろったと思ったら、ナケワメーケが現れて、ジャマをします。ラブたちはプリキュアに変身しますが、秘かにパワーアップしたナケワメーケは強敵でした。でも、苦戦するプリキュアを助けようとしたシフォンとキュアピーチの間に新たな絆が生まれます。それに反応して現れたピックルンの力で、新たなアイテムであるキュアスティック・ピーチロッドをピーチは手に入れました。その力を使った新しい決め技「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ」で、ナケワメーケももとの姿に戻ります。こうして、少しだけ成長したシフォンは、ほかのものも食べられるようになるのでした。
ティーン雑誌の読者モデルとして、カメラマンに写真を撮ってもらう美希。その夢はトップモデルとして活躍することでした。その撮影も終わって、カオルちゃんのドーナツを食べているラブたちの前に、一人の男の子が現れます。ラブと祈里は、今まで美希の彼氏だと勘違いしていたのですが、本当は小さいころ一緒に遊んだこともある美希の弟の和希だということを知りました。両親の都合で、美希と和希は離れて暮らしていたため、ラブと祈里はわからなかったのです。そんな和希が、美希にファッションモデルのオーディションの話を持ってきたのでした。 ファッションモデルになれば、美希の夢であるトップモデルへの道も開かれます。ラブや祈里はもちろん、お父さんやお母さんたちも喜んでくれました。でも、美希の心には不安な気持ちがあったのです。それはファッションモデルになれば、海外に行くことになり、みんなと離れ離れになって、ダンスもプリキュアも一緒にできなくなってしまうからでした。そんな美希の気持ちを知っているラブと祈里は、これからは、ふたりでガンバるから心配しないよう美希に言います。そしてオーディションの日、美希は気合を入れてオーディション会場へと向かうのでした。 そのころ、幸せそうにお花見をしている人たちを不幸にしようと、ウエスターが桜の木をナケワメーケに変えて、大暴れさせていました。それを知ったラブと祈里はプリキュアに変身して、ナケワメーケを止めに向かいます。しかし、秘かにパワーアップしているナケワメーケは強敵で、キュアピーチとキュアパインだけでは苦戦するのでした。一方、オーディションの最終審査まで順調に残っていた美希は、偶然見たテレビで、ピーチとパインのピンチを知ります。そして、このピンチを助けるために、カオルちゃんの車に乗って、ふたりのもとへと向かうのでした。 ピーチとパインをとらえて、ウエスターは勝利を確信しました。でも、そこへ美希・キュアベリーが駆けつけます。ベリーを加えて本来の力を取り戻したプリキュアは、ナケワメーケをもとの桜の木に戻して、みんなの幸せを守りました。でも、ラブと祈里は、美希が自分たちを助けるため、オーディションの途中で抜け出したことを知り、自分たちが美希の夢を壊したと言って泣きだしてしまいます。そんなラブと祈里に、美希は自分たちは3人そろってこそのプリキュアだと言いました。そして夢をつかむチャンスは、いつでもあると言って、笑顔で手を取り合うのです。
美希に教えてもらって、ラブと祈里は、とてもいい香りのアロマを作りました。その香りのよさに、思わずシフォンが寝てしまうほどです。でも、タルトに驚いた祈里がアロマをこぼしてしまいそうになり、大慌てしてしまいました。ラブと美希は、動物好きの祈里が、どうしてタルトがそっくりなフェレットを、そんなに苦手に思っているのか不思議でなりません。しかし、祈里にも、それはわからなかったのでした。そのころ、街に現れたサウラーは、ゲームセンターのスロットマシンをナケワメーケに変えて、みんなを不幸にしようとしていたのです。 妙な気配を感じた祈里とタルト。その次の瞬間、ふたりに異変が起きました。ふたりの心が突然、入れ替わってしまったのです。関西弁でしゃべり始めた祈里の姿をしたタルトと、自分の姿を怖がるタルトの姿をした祈里を見て、ラブと美希は呆然とするのでした。そんな時、祈里に電話がかかってきます。それはお母さんからの電話で、家の動物病院では祈里と同じように動物になってしまった人たちが大勢押しかけてきて、大変だから帰って来てほしいという話でした。そう、これこそがサウラーがナケワメーケを使って、みんなを動物に変えて不幸にしようという作戦だったのです。 タルトと一緒に家へと帰って来た祈里。その一方で、ラブと美希は街へと、人間と動物を入れ替えているナケワメーケを探しに行きました。祈里は自分だけが行けないので、ふたりのことが心配でなりません。そんな祈里のケガを見つけたお父さんは、タルトの身体を治療して包帯を巻いてあげました。動物と人間ではいろいろと違うから、お互いの気持ちをわかりあうためにも、近づかなければいけないと言うお父さんの言葉に感動する祈里。そして祈里は、自分のフェレット嫌いが、3歳のころに誤ってかまれたことがあるからだとお父さんに教えてもらいました。 そのころ、ナケワメーケを見つけたラブと美希は、プリキュアに変身して、みんなを元に戻そうと苦戦しながらもガンバっていました。そこへ駆けつけた祈里とタルトでしたが、変身できなければ助けることもできません。でも、お父さんに言われたように、お互いの気持ちを通わせて、祈里とタルトはキュアパインへと変身することができました。こうしてパインの活躍でナケワメーケは元の姿に戻り、みんなも元の身体に戻ります。ようやくお互いの気持ちが通じ合った祈里とタルト。フェレット嫌いもいつの間にかなくなって、祈里は獣医になるという夢へまた一歩近づくのでした。
今日も暴れるナケワメーケから、みんなの幸せを守ろうとガンバるプリキュア。そのおかげで結婚式も無事に行われ、みんなの幸せも守れました。でも、そのためにミユキのダンスレッスンに遅れてしまいます。謝るラブたちでしたが、ミユキは遅刻したことを許してくれず、レッスンを中止してしまいました。そればかりか、次のダンスレッスンは約束できないと、怒ったまま立ち去ってしまいます。自分たちがプリキュアだということは話せないラブたちは、どうしたらミユキに許してもらえるかわからず困ってしまいました。そんな3人を見て、イースは何かを企みます。 ラブの前に、友だちのせつなとして現れたイース。そして、ミユキとの間はうまくいかないと、ウソの占いをラブに教えます。それを聞いてショックを受けるラブ。でも、美希や祈里に励まされ、じかに会って謝ることを決めました。そんなラブに、何故か大輔はミユキのいるグループ『トリニティ』のスケジュールを教えます。さっそくラブたちはスケジュールに書かれた場所へ、ミユキに会うために向かいますが、なかなか会うことはできません。しかも、ようやく会えたと思ったのに、ミユキは仕事のためにラブがいることを知りながらも、車に乗って次の現場へと行ってしまうのでした。 ミユキがまだ怒っていると思ったラブは、ふたたび落ち込んでしまいます。でも、偶然見たテレビで、ミユキの本当の心を知って、ラブは感動しました。ミユキはラブに、ダンスをする喜びを通して、『本気の幸せ』を知ってもらいたくて、わざと厳しく接していたのです。そのことを知ったラブは、ふたたび元気を取り戻し、今度こそ謝ろうとミユキのいるテレビ局に向かいました。でも、ラブを不幸にしようと考えているイースは、ナケワメーケを使って邪魔をしようとします。ラブはプリキュアに変身して、ナケワメーケをみんながいない場所へと誘導するのでした。 キュアピーチの活躍を知って、キュアベリーとキュアパインも駆けつけます。3人そろったプリキュアたちの活躍で、いつものようにナケワメーケは元の姿に戻るのでした。そして、ようやくミユキに会えたラブたちは、真剣にあやまります。するとニッコリと笑って、ミユキはラブたちを許してくれました。ふたたびレッスンの約束をしてもらって、大いに喜ぶラブたち。そしてミユキの教えてくれる『本気の幸せ』をゲットするため、ラブはこれからもダンスレッスンをガンバることを誓います。でも、実は大輔がミユキと姉弟だと知って、ビックリするのでした。
シフォンに食事を与えていたラブの前に、毛玉のかたまりみたいな物体が現れました。ビックリするラブでしたが、その正体はタルトだったのです。タルトは、ラブのお父さんが開発中のペット用新型カツラのテストを手伝っていたのでした。子供のとき、お父さんの手伝いでカツラをかぶったことのあるラブは、一生懸命なお父さんが周りに迷惑をかけないか心配です。ラブが、そんな話を美希と祈里に話していると、お父さんが祈里のお父さんと一緒に現れました。ふたりのお父さんは、カツラメーカーの社員と獣医の立場から、みんなが喜ぶようなペット用のカツラをテストしていたのです。 ラブは、そんなお父さんたちを見て、むりやりペットにカツラをかぶせたら不幸になると心配します。そのやりとりを見ていたウエスターは、むりやりカツラをかぶせれば、みんなが不幸になると勘違いしてしまいました。ウエスターは、みんなを不幸にしようと、お父さんたちの大事なカツラをナケワメーケに変えてしまいます。そして、さっそく街の人たちにカツラをかぶせました。でも、むりやりかぶせられたのに、街の人は不幸になるばかりか、そのおかしな姿を見て、笑顔になってしまいます。それを見たウエスターは、どうしてみんなが笑顔になってしまうのか不思議でなりません。 お父さんたちの心配をしていたラブたちの前にも、ナケワメーケが現れました。ラブたちは、プリキュアに変身して、ナケワメーケを止めようとガンバります。でも、ナケワメーケの身体はフワフワしていて、なかなかダメージを与えることができません。苦戦するプリキュアの前に、お父さんたちがやって来ました。お父さんたちは、なんとかカツラを取り戻そうと、ナケワメーケを説得したり、スコップを持ってプリキュアを助けたりと、ガンバります。その一生懸命な姿を見たキュアピーチは、お父さんたちのためにもガンバろうと、ナケワメーケに向かって行きました。 ナケワメーケの体が軽いという弱点を突いて、ピーチは振り回してフラフラにしてしまいます。そして、ひるんだところを「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ」で、元のカツラへと戻すのでした。カツラを取り戻したラブのお父さんは、ぬれたときのことを考えていなかったと、新しい改良点を見つけて喜びます。その姿を見て恥ずかしいと思うラブに、美希と祈里は、そんな真剣に物事に取り組むところはラブにそっくりだと笑うのでした。一方、また作戦が失敗したウエスターでしたが、自分自身の不幸でチョットだけ不幸のゲージを貯めることができたたのです。
祈里のお父さんは、とても優秀な獣医さん。動物の言うことがわかるかのように、やさしく動物たちの治療をしています。そんな立派なお父さんの姿にあこがれて、将来は獣医になろうと考えている祈里。でも、そんなとき、タルトがあわててやって来ました。シフォンの様子がおかしいと言うのです。熱はないようですが、シフォンはとても苦しそうな顔をしていました。言葉が通じないため、どこが痛いのかわからず、みんなは困ってしまいます。しかし、ラブが言葉のわからない動物を診察する獣医の卵である祈里なら、シフォンの診察ができるのではないかと言うのでした。 シフォンのお世話を引き受けた祈里は、さっそく診察を始めました。でも、シフォンの身体はフワフワしていてよくわかりません。困った祈里は、お父さんに相談しようと考えますが、お父さんは牛のお産で出かけてしまったのです。そして、お母さんもお父さんのお手伝いで出かけてしまいました。困った祈里でしたが、シフォンの診察のため、自分でいろいろ本を調べてガンバります。しかし、祈里が寝ないでガンバったというのに、シフォンの様子は一向に良くなりません。途方にくれた祈里が外を見ていると、そこには巨大なタマゴがいつの間にか現れていたのでした。 タマゴが割れて、中から出てきたのはゲーム機のナケワメーケでした。それを見たラブと美希は、プリキュアに変身して、ナケワメーケに攻撃をします。すると、攻撃が当たっただけで、ナケワメーケは消えてしまいました。不思議がるキュアピーチとキュアベリー。でも、ふたたびタマゴが現れて、ナケワメーケは復活します。それはゲームと同じように何度でも生き返るナケワメーケだったのでした。ピーチとベリーのピンチを家から見ていた祈里でしたが、苦しむシフォンを置いていくことはできません。どうすることもできず、ただ涙を流す祈里。そのとき、奇跡が起こりました! 突然、シフォンが言葉を話せるようになり、ピックルンが現れました。祈里はピーチたちのところに急ぐと、キュアパインに変身します。そして、新アイテム、キュアスティック・パインフルートを使った、新しい決め技「プリキュア・ヒーリングプレアー・フレッシュ」で、ナケワメーケを倒すのではなく、浄化してしまうのでした。こうしてシフォンの言葉がわかるようになったみんなは、さっそく、苦しんでいる原因を聞いてみます。すると、夜ふかしや運動不足からくる便秘のようでした。その理由がわかった祈里の的確な処置で、シフォンの具合はすっかりよくなったのです。
シフォンがおしゃべりできるようになって、みんなの名前を呼びました。でも、タルトだけが呼んでもらえず、ちょっとすねてしまいます。しかも、シフォンと心を通わせたことで、祈里はピックルンの力で、動物の言葉もわかるようになりました。そんなとき、シフォンがピックルンの名前を順番にしゃべります。ラブのピルン、祈里のキルン、美希にもブルンというピックルンがいるようでした。そした最後にアカルン。ピックルンが4つということは、プリキュアも4人いる? そこでラブたちは、4人目のプリキュアと出会うためにも、アカルンを探しに出かけるのでした。 そんなラブたちのようすをこっそり見ていたウエスターは、隠れ家に戻って、そのことをイースとサウラーに伝えます。ただでさえ、自分たちの作戦をジャマするプリキュアなのに、人数が増えては大変だと、ラビリンスの3幹部は、4人目が現れる前になんとか倒そうと出かけるのでした。一方、アカルンの手がかりが何もないラブたちは、祈里の提案で動物たちから情報を教えてもらうことにします。つばめに餌をあげたり、ネコのケンカを手伝ったりと、苦労を重ねるラブたちでしたが、ついにアカルンの居場所を知っているつばめと出会うことができました。 アミューズメントよつばのプリズムキャッチャーのなかで、眠っているアカルンを、ようやく見つけたラブたち。でも、アカルンは目を覚ますと、どこかへと飛んで行ってしまいます。何か探している、その様子を見てラブたちは、アカルンが4人目のプリキュアのもとへ向かっているのだと思いました。そして、ようやくアカルンは、カオルちゃんのドーナツ屋さんに止まります。まさか4人目はカオルちゃん?…ではなく、そこにいたのはミユキでした。でも、ミユキに話を聞く前に、ラビリンスの3幹部が現れます。ラブたちは、ミユキをカオルちゃんにまかせて、プリキュアに変身しました。 3幹部と初めて戦うプリキュアは、その強さに苦戦しました。でも、ひとりでは勝たなくても、3人なら勝てるはずです。3人のプリキュアは力をあわせて、3幹部を一か所に集めました。そして、決め技を同時に放って、なんとか3幹部を退けることに成功します。戦いが終わって、ミユキが戻って来ましたが、そこにはもうアカルンはいません。これではミユキに話も聞けないと、ラブたちはプリキュアのことを秘密のままにします。でも4人目のプリキュアがミユキだったら、どんなにうれしいことだろうと、ラブたちは心のなかで思っていたのでした。
総統メビウスにしかられる、イース、ウエスター、サウラーのラビリンス3幹部。それは人々を不幸にする作戦がうまくいかないからでした。でもイースは、作戦のジャマをするプリキュアの打倒をメビウスに誓います。その自信満々な理由は、キュアピーチに変身するラブが、自分のことを友だちだと思って油断しているからでした。そう、イースはせつなとして、ラブに近づいていたのです。そして今日は、そのラブと遊ぶ約束をしていた日でした。せつなは待ち合わせの場所へと行きましたが、そこにはラブのほかに、美希と祈里も来ていたのです。 ラブたち4人は、いろんなところに遊びに行きます。でも、一刻も早く、ラブのリンクルンを奪い、プリキュアに変身できないようにしようと考えるせつなは、あせり始めていました。そこで、メアドの交換をよそおって、ラブから変身アイテムのリンクルンを奪おうと考えます。でも、シフォンのいたずらで、またもせつなの計画は失敗してしまうのでした。一方、人間には本音と建前があることを知ったサウラーが、ナケワメーケにする素材を探して町へとやって来ます。そしてサウラーはカードを使って、オウムをナケワメーケに変えてしまうのでした。 ナケワメーケの放った羽根が刺さると、その人は自分の意志とは関係なく、本音を言ってしまいます。そのため、町は大混乱でした。しかも、その羽根は美希と祈里にも刺さり、ふたりは心に思っていたせつなへの不信感を口にしてしまいます。それを聞いて、せつなはウソ泣きをして、ラブの関心を引きました。そして今度はラブに羽根が刺さります。でもラブの本音は、いつも言っていることと変わらず、せつなに対しての心からの信頼の言葉だったのでした。それを聞いてビックリするせつな。でも、今度こそラブのリンクルンを奪おうと、またウソをついて、ラブとリンクルンを引き離してしまいました。 せつなは、ようやくリンクルンを手にします。でも、リンクルンは光を放ち、せつなはそのショックで持っていられなくなります。そこへラブが戻ってきて、リンクルンを持ってナケワメーケのいる場所へと向かって行きました。そしてプリキュアに変身するラブ。プリキュアたちの活躍で、ナケワメーケは倒され、オウムを元の姿へと戻ります。本音を言ってしまった人たちも、思いやりの心で謝って、元のような仲良しの関係に戻りました。一件落着して、せつなに謝る美希と祈里。ラブの本音からの言葉を聞いたせつなは、複雑な思いを持ちながらほほ笑むのでした…
美希と祈里に買い物を手伝ってもらうラブ。そこへお化けのマスクをかぶったまま、大輔が現れました。それを見てビックリする美希と祈里。実はラブと大輔は、今度、学校で開催される文化祭の実行委員になったのでした。そこで、ラブのクラスでは、お化け屋敷をやることになったのです。そのため大輔は、姉のミユキに頼んで、テレビ局からお化け屋敷に使う小道具を借りてきたのでした。思わず、「トリニティパワー」のおかげだと喜ぶラブ。でも、それを聞いていたウエスターは、ラブの言った言葉を「インフィニティパワー」と、勘違いしてしまうのでした。 お化け屋敷の準備をしている途中、思わぬ失敗から大輔は心にもないことを言ってしまい、ラブとケンカしてしまいました。でも、ラブがひとりでお化け屋敷の準備をしていることを知って、大輔は教室へと戻って来ます。ぶっきらぼうな大輔でしたが、ふたりっきりでお化け屋敷の準備をしていると、ラブといつの間にか仲直りすることができました。それをこっそり見ていたウエスターは、インフィニティの入った小箱を大輔が持っていると思い、お化け屋敷のガイコツをナケワメーケに変えてしまいます。そして妙な音に気づいて、教室から出たラブと大輔の前に、ガイコツのナケワメーケが現れました。 ガイコツを見てナケワメーケだと気づいたラブでしたが、大輔がいてはプリキュアに変身することはできません。ひたすらナケワメーケから逃げるラブと大輔。でも、校庭へと逃げだしたところで、逃げ道をふさがれてしまいます。そこで大輔はラブを守るため、勇気をふりしぼって、ナケワメーケに戦いを挑みました。でも、カミナリに弱い大輔は、その音を聞いて気絶してしまいます。そこへラブからのメールでこのことを知った美希と祈里が駆けつけて来ました。3人はプリキュアに変身して、2体のガイコツのナケワメーケに狙われた大輔を守るため、ガンバります。 キュアパインの決め技で、1体は消えてしまいましたが、もう1体はキュアベリーの決め技をくらっても平気でした。その隙に大輔の持っていた小箱はウエスターに奪われてしまいます。でも、キュアピーチの決め技が決まって、ナケワメーケは元の姿に戻りました。小箱をインフィニティだと思っていたウエスターでしたが、ビックリ箱だと知ってガッカリします。そして翌日、文化祭が始まって、ラブのクラスのお化け屋敷も好評でした。思わず笑顔になるみんな。しかし、美希だけが落ち込んだ表情をしています。それは、自分だけピックルンがいなくて、プリキュアの真の力を発揮できないからでした…
自分だけピックルンがいないため、キュアスティックが出せないことを悩む美希。でも、今までラブも祈里も、シフォンと心を通わせたことでピックルンが現れたことに、美希は気づきます。そこで、もっとシフォンと仲良くなろうと考えた美希は、しばらくの間、シフォンのお世話をすることを決めました。さっそく自分の部屋でシフォンのお世話を始める美希でしたが、なかなか上手くいきません。ちょっとしたことでケンカになってしまう美希とシフォン。そこで美希は子育ての本などを見て、シフォンがどうしたら喜んでくれるか勉強しました。 シフォンのお世話に一生懸命の美希の様子を見て、お母さんがおかしいと思いはじめます。そして美希のことが心配なお母さんは、モデルの仕事をしている現場にもついてくるようになりました。その休憩時間に意を決したお母さんは、美希が赤ちゃんのお世話をしていると思いこんで、幼いころの話を始めます。その話を聞いた美希も、自分の小さな子供のころを思い出しました。でも、シフォンのことはお母さんにもナイショなので話すことはできません。美希は、人形のお世話をしているということでお母さんを納得させました。ホッとする美希でしたが、目を離したこの隙にシフォンがいなくなってしまいます。 いなくなったシフォンを、美希は必死で捜します。そんな美希の頭には、さきほどお母さんが言っていた子供のときの話が浮かびました。ひとりぼっちで、とても不安な気持ちでさみしかったことを思いだす美希。そして、ようやくラブと祈里と一緒のシフォンを見つけました。それを見て安心した美希は、思わず涙を流します。その気持ちに触れたシフォンに変化がありました。額が輝くと、美希のピックルン「ブルン」が現れます。思いもかけなかったことにビックリする美希。そんな時、静かな公園でナケワメーケが暴れ始めました。みんなはナケワメーケを止めるため、プリキュアに変身します。 公園で暴れるナケワメーケに苦戦するプリキュアでしたが、シフォンを絶対に守りたいと思うキュアベリーに新しい力が現れます。キュアスティック・ベリーソードを使った新しい決め技「プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ」で、見事にベリーはナケワメーケを退治しました。こうしてシフォンと心を通わせられるようになった美希。何よりも大事なのは愛情だったのでした。これでシフォンのお世話も卒業と思われた美希でしたが、子育てを完璧にしたいと言いだします。すっかり教育ママみたいになった美希に、思わずシフォンもまた逃げ出したくなるのでした。
シフォンと仲良くなった美希は、ようやくピックルンのブルンと出会うことができました。その力を使ってリンクルンから、シフォンが着るイロイロな服が出せるようになります。そこで、さっそく新しい服をシフォンに着せてあげていると、美希の弟・和希が倒れて病院に行ったという知らせが入りました。あわてて、病院に向かった美希たちでしたが、和希の具合は入院するほどのものではなく、みんなは一安心します。そんなとき、シフォンを見て、カワイイと近寄って来た女の子がいました。女の子の名前は千香、この病院に入院している女の子だったのです。 シフォンと遊びたいという千香と、一緒に遊ぶことになったラブ、美希、祈里の3人。アクセサリー製造機を使って、みんなでアクセサリーを作ったりして、ラブたちは千香とたちまち仲良くなりました。しかし、千香には大きな悩みがあったのです。それは明日受ける手術が怖かったのでした。でも、大好きなプリキュアが会いに来てくれれば、勇気が出るかもしれないという千香。その話を聞いたラブは、絶対プリキュアに会わせてあげると千香に約束します。そして普通に会いに行くだけではなく、もっと千香を喜ばせるため、ひとつの作戦を考えました。 ラブたちは、プリキュアに変身してプリクラで撮ったシールを貼った色紙を千香のために作りました。一方、シフォンも千香を心配して、夜中にこっそり会いに行きます。そして手術の日、千香のいる病院へと向かうプリキュアに、ウエスターがテレビ局の電波塔をナケワメーケに変えて、挑戦してきました。とても大きなナケワメーケに苦戦するプリキュアに、ウエスターはこの戦いをテレビ中継して、プリキュアが負けるところを子供たちに見せて不幸にするという作戦を語ります。それを聞いたプリキュアは、だったら絶対に負けるわけにはいかないと立ち上がりました。 テレビを見ていた子供たちの声援をエネルギーに変えたかのように、プリキュアは力を取り戻してナケワメーケを圧倒します。そして、3人同時にキュアスティックを取り出すと、一緒に決め技を放ってナケワメーケを見事に退治しました。それを見て、ウエスターもションボリしながら逃げていきます。こうして事件を解決したプリキュアは、千香を元気づけるために病院に向かいました。そのプリキュアの姿を見て、勇気をもらった千香の手術は無事に終わります。千香は感謝の気持ちをこめて、自分で作ったアクセサリーを、プリキュアとラブたちに送るのでした。
今度、全国のダンス好きが集まる一大イベントである、ダンス大会が開催されることになりました。ミユキのいるトリニティも、かつてこの大会で優勝したことがきっかけでスカウトされて、プロになったという大きな大会です。その大会に、ラブ、美希、祈里の3人も出場することを決めました。チーム名は四つ葉町から取って、ダンスチーム「クローバー」とするラブたち。そのころ、イースの前に総統メビウスが現れました。不幸のゲージが溜まらないことをプリキュアのせいだと考えたメビウスは、新しいカードを作ったのです。ナケワメーケよりも強力な、そのカードとは… ミユキに加えて、トリニティのレイカとナナも、ラブたちのダンスレッスンを手伝ってくれました。3人の呼吸を合わせようと必死に練習するラブたち。そのきびしい練習に、ラブたちはもうクタクタです。そんなラブたちを見て、タルトはみんなの身体の具合を心配しました。一方、新しいカードを持って、せつな=イースがラブたちの前に現れます。せつなを親友だと思っているラブは、寂しそうなせつなを心配しました。でも、そのことに怒ったせつなは、ラブと別れた後にイースに変身して、電柱をナケワメーケに変えてしまいます。ナケワメーケを見たラブたちは、すぐにプリキュアに変身しました。 プリキュアに歯が立たたないナケワメーケを見ていたイースは、メビウスからもらった新しいカードを取り出します。でも、その新しいカードには、使った人間に激痛を与えてしまうという恐ろしい副作用があったのでした。でも、覚悟を決めたイースは、ナケワメーケに新しいカードを投げます。そして、その力を得たナケワメーケは、より強力なナキサケーベへと変わりました。パワーもスピードもはるかに強力になったナキサケーベに苦戦するプリキュア。一方、イースの手にはナキサケーベを使っている代償として、ツル状のものが巻きついて激痛を与えていました。 苦戦するプリキュアは、ダンスレッスンで覚えた、息のあったチームワークでナキサケーベに挑みます。そのコンビネーションでナキサケーベを翻ろうしたプリキュアは、3人の決め技を同時に放ちました。その決め技にも耐えていたナキサケーベでしたが、苦しみに耐えられなくなったイースの一瞬の隙をつかれて、元の姿へと戻っていきます。強敵ナキサケーベとの戦いが終わって、ホッとするラブたち。でも、イースの手には、ナキサケーベのカードが戻って来ました。まだ使えるそのカードを見て、イースは今度こそプリキュアを倒すことを、メビウスに誓うのです。
ダンス大会まであと一週間。ミユキのダンスレッスンも、だんだんときびしくなってきました。でも、ラブたちは、けしてへこたれたりしません。必死にミユキの教えた通りにダンスを覚えようとガンバります。しかし、ダンスレッスンの途中でも、ラビリンスが新しく送り込んできた怪物、ナキサケーベのことが気になってしかたありません。ダンスもプリキュアも何とかなると元気いっぱいにはりきるラブでしたが、大好きなドーナツを食べないほど疲れていたのです。そんなラブの姿を見て、シフォンとタルトも心配でならなかったのでした… ラブが学校の体育の時間に飛び箱で失敗しました。美希はモデルの仕事で元気がないと怒られます。祈里はウサギ小屋で倒れてしまいそうになりました。みんなの疲れはだんだんとひどくなっていたのです。そんなラブたちを心配したカオルちゃんは、栄養満点のドーナツを作ると言ってくれましたが、ラブは元気のなさそうな笑顔で応えるのが精いっぱいでした。それでもダンスレッスンを続けるラブに、タルトはみんなが心配していることや、プリキュアが倒れたら誰がラビリンスを止めるのかを言いたかったのですが、言いだせずに困っていたのです。 ダンスレッスンに向かうラブの前に、せつなが現れました。せつなはラブに占いの結果だと言って、プリキュアか、ダンスのどちらかをやめるように言います。でも、そのせつなの言葉を聞いたラブは、どちらもガンバることをあらためて決めました。それは自分の幸せも、みんなの幸せも同じくらい大事だと思ったからです。そしてラブは、そのことに気づかせてくれたせつなに感謝して、自分のことを心配してくれたことにお礼を言うのでした。それを聞いたせつなは、自分がラブを心配していたことにビックリします。しかし、イースに変身すると、建設機械をナキサケーベに変えてしまいました。 せつながいた場所にナキサケーベが現れて、ラブは心配になって駆けつけました。でも、せつながいないことに安心すると、プリキュアに変身してナキサケーベを止めようとガンバります。前のダメージと疲れから、プリキュアはいつものような力が出せません。それでも何とか、ナキサケーベを元の姿に戻すことができました。しかし、ラブ、美希、祈里の3人の体力は限界を超えてまったのです。道端で倒れてしまう3人。その異変を知って泣きはじめるシフォン。ミユキも嫌な予感が頭をよぎります。はたしてラブ、美希、祈里は、どうなってしまうのでしょうか?
きびしいダンスレッスンと、プリキュアとしての活躍、その両方をガンバっていたラブ、美希、祈里でしたが、ついに疲れがピークに達してしまい、3人とも病院に入院することになってしまいました。でもラブたちは、ミユキに身体の調子が回復するまでダンスは禁止と言われたのに、ベッドの上でもうれしそうにダンスの練習を始めてしまいます。そんなラブたちを見て、思わずタルトはラブたちに、ダンスをやめてプリキュアに専念するようお願いしました。しかしラブは、もうすでにプリキュアもダンスも選んだ以上、続けるという決意をタルトに語ります。 このままではラブたちが、もっと大変な目に逢ってしまうと心配したタルトは、ミユキに4人目のプリキュアとなってもらうようにお願いに行きました。最初はビックリするだけのミユキでしたが、やがて真剣な表情で返事をします。でも、その答えは「いいえ」でした。ミユキはダンスとプリキュアは両立できないと思ったからです。そのころ、ラブたちのお見舞いに、せつながやって来ました。もう一度ラブを占ったせつなは、両方ガンバることをすすめます。それはダンスとプリキュアの両方をやらせて、もっと疲れさせようと考えたからでしたが、そのせつなの占いをラブはうれしそうに受け取るのでした。 いよいよダンス大会の当日。体力も回復したラブたちは、おそろいの衣装を作って大会に備えますが、いつの間にかトランクケースごと衣装がなくなってしまいます。その犯人は、タルトでした。タルトはみんなの身体のことを考えてダンス大会に出られないようにしたのですが、途中でラブたちがどれだけダンスを好きだったかを思い出して、自分の間違いに気づいて戻って来ます。そのタルトを助けて、せつながトランクケースを運んできました。そんなせつなに感謝するラブ。でも、せつなはイースに変身すると、カードを使いトランクケースをナキサケーベに変えてしまうのでした。 ナキサケーベのために混乱するダンス大会。ミユキもピンチになってしまいます。そのミユキを救うため、ラブたちは仕方なく、目の前でプリキュアに変身しました。ラブたちがプリキュアだと知っておどろくミユキでしたが、今までガンバってきたみんなのために必死で応援します。その応援を力に変えたプリキュアは、またしても強敵ナキサケーベを元に戻すことができました。この騒動でダンス大会が中止になって落ち込むラブたちでしたが、ミユキからまたダンス大会は開催されるから、それまで練習をしてもっと実力をつけるよう励まされます。それを聞いたラブたちは、ふたたび笑顔になるのでした。
ラブと美希と祈里は、ミユキに自分たちがプリキュアであることを告白しました。そしてミユキが4人目のプリキュアかもしれないことに大喜びします。でも、ミユキは自分が本当にプリキュアなのか不安でたまりません。そんなミユキに、タルトは自信満々でミユキこそ4人目のプリキュアだと言いきります。ラブも美希も祈里も、ラビリンスに襲われたときにプリキュアになったことから、ミユキもピンチになったときにプリキュアになると言うのです。そこでラブたちは、そのときのためにも、ミユキのボディーガードをすることになったのでした。 トリニティのコンサート会場で、ボディーガードとしてガンバるラブたち。そこで美希は、倒れているせつなを見つけました。そのポケットにナキサケーベのカードを見つけておどろきますが、祈里からの急用で、ラブにせつなのことを任せます。せつなを医務室に運んだラブは、自分がミユキに言われたように、せつなに自分の身体を大事にするように言いました。そのラブの言葉を聞いて一度は落ちついたせつなでしたが、ふたたび思い出したように医務室を飛び出してしまいます。せつなはラビリンスのイースとして、どうしても総統メビウスの役に立ちたいと思っていたのでした。 せつなはイースに変身すると、最後のカードを使ってナキサケーベを作りだしました。突然現れたナキサケーベに、コンサート会場の観客は大パニックにおちいります。でも、プリキュアが現れると、安心して避難していきました。何とかナキサケーベを止めようとするプリキュアでしたが、その力はとてつもなく強くてなかなかうまくいきません。そんなとき、キュアピーチがあることに気づきました。ピーチはナキサケーベを飛び越えると、一直線にイースめがけて向かっていきます。そしてイースにもう泣かないように言うのでした。そう、ナキサケーベの力の源は、イースの泣き叫ぶ心の声だったのです。 ピーチの言葉を否定するイースでしたが、その言葉とは逆に、いつしか涙を流していました。そして、シフォンの不思議な力によって、力を失ったナキサケーベを、ピーチが元の姿へと戻します。イースを苦しめていた力もなくなり、ピーチはニッコリと微笑みました。でも、そんなピーチのやさしさを拒絶するように、イースはみんなの目の前で変身をとき、せつなの姿へと戻ります。イースの正体が友だちのせつなだと知って、ショックを受けるピーチ。そんなピーチに、せつなは「私の目的はただひとつ、お前たちを倒すことだ」と、言うのでした…
今まで友だちだと思っていたせつなが、本当はラビリンスの幹部イースだったと知り、そのショックからラブは部屋に閉じこもってしまいます。そんなラブに元気を取り戻してもらおうと、美希と祈里が部屋までたずねて来ました。でも、ラブは落ち込んだまま、ベッドから起き上がろうとはしません。そこで美希は、ラブに元気を出してもらうため、わざときついことを言います。「せつななんて子は、もともといなかったのよ!」その美希の言葉に思わず反発して、ラブは部屋を飛び出してしまいます。そしてラブはあてもなく、どこかへ行ってしまうのでした… 自分に何ができるか考えて迷っていたラブは、いつしかカオルちゃんのドーナツ屋に来ていました。悩みを打ち明けたラブに、カオルちゃんは「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉を教えます。それを聞いたラブは、友だちであるせつなが、もう悪いことをしないようにするのが自分にできることだと気づいて、森の中にある占い館へと向かいました。一方、クラインからの手紙を受け取って、意を決したせつなもラブに会うため、占い館を出ていたのです。そして森の中で出会ったラブとせつなは、お互いに秘めているものをぶつけるかのように、キュアピーチとイースに変身して戦うのでした。 ラブを探していた美希と祈里は、森の中で戦っていたピーチとイースを見つけます。さっそくプリキュアに変身しようとしたふたりを、ピーチが止めました。ピーチは自分自身の力と心だけで、イースと戦おうというのです。そう、これはイースと戦うことで、せつなを取り戻すというラブの戦いだったからでした。そして激しい戦いの後、同時に倒れるふたり。でも、心は晴れやかな気持ちになっていました。戦いを通して、ラブの心がせつなの心に届いたからです。そしてイースは四つ葉のクローバーを見つけました。それは本当に幸せを望む人にしか見つけられないという、幸せの四つ葉のクローバーです。 その幸せの四つ葉のクローバーをつかもうとしたとき、突然、イースが倒れました。ラビリンスにより管理されているイースの寿命が終わったのです。でもその時、シフォンの力でアカルンがやって来て、イースの中に飛び込んで行きました。アカルンは、今まで悪い力に邪魔されてイースに近づけなかったことを話すと、彼女こそ4人目のプリキュアだったことを教えます。そしてついに第4のプリキュア・キュアパッションが誕生! せつながプリキュアだったことに大喜びのピーチでしたが、パッションは今まで自分がやった悪いことが許せず、仲間にはなれないと言って、どこかへと去っていくのでした…
草原でさみしそうにひとりでいるせつな。その姿を見かけたラブのお母さんが、心配になって声をかけました。でも、せつなは無反応です。それは、せつなもどうしたらいいのか悩んでいたからでした。自分が4人目のプリキュア、キュアパッションだったことを知って戸惑うせつな。もうラビリンスには戻れないし、今まで散々悪いことをしてきたので、プリキュアの仲間にもなれないと思って苦しんでいたのでした。あてもなく歩いていたせつなでしたが、暗い道を照らす光のようなものを感じて近づいていきます。それは、せつなを心配して、探し続けていたラブたちでした。 強引にラブに誘われて、せつなはレストランへとやって来ました。そこへラブのお母さんとお父さんも到着します。今日はラブの家族が、月に一度、外食する日だったのでした。ラブのお母さんは、せつなとの再会に不思議な縁を感じて、色々と親身になって接します。初めて味わう家族との楽しい時間を過ごすうちに、せつなの心にも変化が現れました。思いっきりの笑顔で笑うせつなの顔を初めて見て、ラブもうれしそうです。そのころ街では、せつなをイースとしてラビリンスに連れて帰ろうと、ウエスターがナケワメーケを暴れさせていたのでした。 ナケワメーケが暴れていることに気づき、外へと出たラブとせつな。ラブはまだ迷っているせつなを心配して、自分だけでナケワメーケをなんとかしようと、キュアピーチに変身しました。でも、ナケワメーケの攻撃の前にピンチになってしまいます。そんなピーチの姿と、今まで人々を不幸にしてきたことの愚かさを知ったせつなは、ついにリンクルンを手にとって、みんなの幸せを守るためにプリキュアへと変身しました。そこへようやく、キュアベリーとキュアパインも駆けつけます。そしてパッションは、アカルンの力を借りて、パッションハープを手にしました。 パッションの決め技「プリキュア・ハピネスハリケーン」で消えていくナケワメーケ。ついに4人そろったプリキュアは、しっかりと手を握り合うのでした。こうして事件も解決し、みんなは家へと帰っていきます。その帰り道、ラブはせつなにこのまま家に来ないか?と聞きました。ビックリするせつなに、ラブのお母さんとお父さんもそうするように勧めました。自分は幸せになってはいけないと言うせつなに、ラブのお母さんは「ひとつひとつやり直していけばいいのよ」と温かい言葉をかけます。うれしくなって、思わず涙を流すせつな。こうしてせつなは、ラブの家で一緒に暮らすことになるのでした。
一緒の家で暮らすことになったせつなのため、ラブとお母さんとお父さんは準備を始めました。部屋を用意したり、机を作ったりと大忙しです。そこでラブとせつなは、パジャマやはみがきなどの日用品をそろえるため、手分けして街へ買い物に出かけました。先に買い物を済ませ、ラブとの待ち合わせ場所であるカオルちゃんのドーナツ屋に来たせつなは、タケシと犬のラッキーに出会います。その姿を見て、せつなはおどろきました。それはかつてイースだったころ、自分が不幸にしてしまったからです。でも、ラッキーはそんなことを気にせず、せつなになついてしまいました。 すっかりせつなと仲良くなったタケシとラッキーは、今度出場する犬の運動会の練習のため、せつなに明日も会いたいと言いました。しかし、せつなは自分がイースだったころ、不幸にしたことが気になって仕方ありません。それを見ていたラブと美希と祈里は、せつなが自分自身で解決しなくてはいけない問題だと思い、そっと見守ることにします。でも、せつなが元気を取り戻せるように応援するラブを始め、犬のことを詳しくメモしてきた祈里、リラックスできるようアロマを調合してきた美希など、みんなでせつながガンバれるように手助けするのでした。 みんなの応援を喜ぶせつなの前に、サウラーが現れます。サウラーはせつなを苦しめようと、せつなの影をイースそっくりのナケワメーケに変えてしまいました。その姿に動揺するせつなでしたが、ラブたちから励ましの言葉をもらって自分を取り戻します。そしてみんなの幸せを守るため、プリキュアへと変身するのでした。でも、この場所へタケシとラッキーが迷い込んでしまいます。怖がるタケシとラッキーを助けるため、キュアパッションはガンバりますが、影の中へと消えてしまうナケワメーケがどこに現れるかわからないために苦戦するのでした。 でも、ラッキーには影に隠れたナケワメーケのいる場所がわかるようです。そのアドバイスのおかげで、パッションは決め技でナケワメーケを消してしまうのでした。こうして事件を解決したせつなは、ふたたびタケシと一緒にラッキーの練習を手伝います。そのおかげでラッキーは、新しい技を覚えることに成功しました。喜ぶタケシは、この技を大好きなプリキュアにあやかって「パッションキャッチ」と名付けることにするとせつなに言います。それを聞いて思わず照れくさそうに赤くなるせつなでしたが、うれしくて思いきりの笑顔を見せるのでした。
ミユキに呼び出されたラブたち。そこでラブはミユキにせつなを紹介、4人目のプリキュア・キュアパッションだと教えます。こうしてプリキュアも4人になって余裕ができたので、ラブたちはミユキのダンスレッスンを再開してもらうことになりました。ラブはせつなにも一緒にダンスをしようと誘います。そして目の前でダンスをしますが、ブランクのためラブたちは一曲でダウンしてしまいました。このままではいけないと思ったミユキは、ラブたちを鍛えなおすため、真夏のダンス合宿をすることを決めます。そしてラブ、美希、祈里に加えて、せつなは海辺にあるスタジオに行くことになるのでした。 スタジオに向かう途中、タルトからアカルンの力を使えば瞬間移動ができることを教えてもらったせつなは、その力を使ってみます。すると、みんなはあっという間に目的地の海辺へと到着するのでした。でも、便利なこの力にみんなが頼りすぎて、せつなはチョットご機嫌斜めです。そして、いよいよダンスレッスンが始まりました。ミユキが用意した新しい振り付けは、4人で踊るためのもの。そう、せつなもダンスチームのメンバーとして考えたものだったのです。でも、あまり乗り気でないせつなの気持ちを考えて、最初は見学ということになりました。 最初は見学していたせつなでしたが、やがて部屋へと戻ってしまいます。そんなせつなを心配するラブですが、美希は祈里がダンスを始めたときのことを例にあげて、自分からダンスをやる気になるまで待つことを勧めるのでした。一方、せつなに会いに行った祈里は、最初は自分も自信がなくてラブの誘いを断っていたことを話します。それを聞いたせつなも自分の本心を祈里に話すのでした。せつなはダンスに興味があるものの、笑顔でダンスができるか不安だったのです。そこで祈里は、せつなと一緒にダンスを踊ってみました。ダンスを踊ってみると、せつなの顔は自然に笑顔になっていきます。 そんな時、ウエスターが海辺にいる人たちを不幸にしようと、ナケワメーケを暴れさせました。みんなはプリキュアに変身、この作戦を阻止します。そして、キュアパインとキュアパッションの見事なコンビネーションの前に、ウエスターも逃げて行くのでした。こうして何事もなく事件は解決し、せつなは祈里の忘れものを取りに行きます。その忘れものとは、せつなのために祈里が作った、みんなとおそろいの練習着でした。自分が練習着から勇気をもらったように、せつなにも勇気を与えたいと思った祈里。その気持ちをもらったせつなは練習着に着替えると、みんなとダンスをすることを決意するのでした。
浴衣姿になったラブたち4人。それは今日が年に一度のお祭り「クローバーフェスティバル」の日だからでした。しかも今回のお祭りには、ダンスユニットのトリニティと、人気絶頂のお笑い芸人オードリーが来るのです。そして、それを記念してダンス&漫才大会も開催されることになったのでした。もちろんラブたちは、夏合宿で受けたきびしい特訓の成果を見せるため、ダンス大会に参加することを決めていたのです。しかもミユキをおどろかせようと、出場することを内緒にするのでした。こうしてラブたちは、意気込んでダンス大会に参加するのでしたが… カオルちゃんのドーナツを差し入れに、ミユキに会いに来たラブたち。その楽屋裏でスタッフに呼び止められ、ラブたちは大会の控室へとやって来ました。そこに現れたのはオードリーのふたりと、迷子になっていたタルトでした。ラブたちとはぐれてしまったタルトは偶然にもオードリーと出会い、すっかり意気投合していたのです。そしてタルトから自分たちがダンス大会でなく、漫才大会にエントリーしていたことを知らされ、ラブたちはビックリしました。でも、ここで出場をやめれば、みんなに迷惑がかかると思ったラブたちは、全力で漫才大会に挑むことを決めたのです。 タルトの考えたネタで漫才大会に挑んだラブたちでしたが、結果は散々なものでした。すっかり元気をなくしたラブたちを、オードリーのふたりは励ますと、今度は自分たちの番だと言ってステージに上がって行きます。でも、そこへお祭りで楽しむ人たちを不幸にしようと考えたウエスターが、お面をナケワメーケにして暴れさせ始めました。オードリーを安全な場所に連れて行こうとするラブたちでしたが、ふたりはそれを断ります。それはみんなの笑顔を消してしまったナケワメーケが許せなかったからでした。ラブたちはオードリーを守るため、目の前でプリキュアに変身します。 ナケワメーケを止めようとするプリキュアでしたが、お面を飛ばされて顔をふさがれたり、体中にお面が付いていて死角がないことから苦戦してしまいます。でも、このプリキュアのピンチをオードリーが助けてくれました。若林の正確なツッコミと春日の鬼瓦に助けられたプリキュアは、何とかナケワメーケを元の姿へと戻します。こうしてみんなの笑顔を守ることができたプリキュアとオードリー。プリキュアの正体を秘密にすることを約束したオードリーは、ラブたちに笑顔よりも上の大爆笑を取って来ることを約束すると、ふたたびステージに向かうのでした。
せつなはラブに案内されて、クローバータウンストリートをめぐっていました。イロイロなお店があって、みんなが楽しそうに働いている姿を、せつなは興味深々で見ています。そんな時、せつなはラブの家が何屋だか気になりました。実はラブの家は、10年前まで畳屋だったのです。そのころは、まだ元気だったラブのおじいちゃんが畳を作っていたことを、ラブはせつなにうれしそうに話しました。でも、そんな大好きだったおじいちゃんのことを、ラブはあまり覚えてはいません。そのことに気づいてラブは、ちょっと落ち込んでしまうのでした。 そんな時、サウラーがみんなを不幸にしようと、カメラをナケワメーケに変えて暴れさせ始めます。ラブたちはプリキュアに変身して、ナケワメーケを止めに向かいました。でも、ナケワメーケは戦おうとはせず、隠れているばかりです。その姿を見失った一瞬、ナケワメーケがフラッシュを発射しました。キュアピーチはみんなをかばって、ひとりでその光をあびてしまいます。そしてふたたびピーチが目を開けると、そこはクローバータウンストリートでなく、四つ葉町商店街でした。また、ラブは4歳のころに戻っていたのです。とまどうラブの前に、10年前の元気だったころのおじいちゃんが現れました。 突然、意識がなくなってしまったピーチを心配するみんな。ナケワメーケのフラッシュには、人を思い出の世界へと閉じ込めてしまう能力があったのです。もう二度とピーチは目覚めないと、勝ち誇るサウラーに対して、ピーチが必ず戻って来ると信じて、みんなはナケワメーケに向かっていくのでした。そのころ、思い出の世界で大好きなおじいちゃんと一緒にいれて、ラブはとても幸せです。そのため、現実の世界でみんながピンチだということには気づかなかったのでした。でも、おじいちゃんは、ラブがみんなに呼ばれていることに気づきます。 おじいちゃんと別れたくないというラブに、優しくおじいちゃんは話し始めました。おじいちゃんが名付けてくれたラブという名前に込められた言葉の意味を聞いて、ラブは現実の世界に戻る決意をします。そして、意識を取り戻したピーチの姿を見て、みんなは元気を取り戻しました。こうしてピーチの活躍で、ナケワメーケは元のカメラへと戻り、サウラーの作戦は失敗します。おじいちゃんとの記念写真を前にしてラブは、あらためておじいちゃんが付けてくれたラブという名前のとおり、いつか世界中の人の心を愛でいっぱいにしたいと思うのでした。
いつものように公園へとラブたちは来ましたが、カオルちゃんのドーナツカフェがありませんでした。最初は病気かと思っていたラブたちでしたが、4日たってもカオルちゃんは現れません。町の人は、代わりにベンチを置こうとしますが、ラブはカオルちゃんは必ず戻って来ると言って、待ってもらうことにしました。そのころ、カオルちゃんは謎の女性ジュリアーノに頼まれて、幸せをもたらすと言われているメクルメク王国の家宝「ポセイドンの冷や汗」という宝石を持って家出したジェフリー王子を探していたのです。でも、そのことをラブたちは知りませんでした。 カオルちゃんの心配をして町を歩いていたラブたちは、一人ぼっちでさみしそうにしている男の子と出会いました。そこでラブたちは男の子と仲良くなって、一緒にご飯を食べたり、遊んだりして四つ葉町を案内します。男の子は「先生」という人から、四つ葉町が幸せになれる町だと聞かされてやって来たのだとラブたちに話してくれました。そんな時、ニュース速報が流れて、男の子が家出中のジェフリー王子だったことをラブたちは知ります。ビックリするラブたち。そしてラブたちの前に、ジェフリー王子と宝石を狙って、ゲットマウスという悪い人たちが現れるのでした。 ゲットマウスに捕まって、ラブたちとジェフリー王子は、倉庫に閉じ込められてしまいました。あわてるタルトでしたが、そこへカオルちゃんが現れます。カオルちゃんは応援を呼ぶと、ジェフリー王子を心配していた執事のゴードンに連絡を取りました。しかし、ゴードンこそゲットマウスのボスだったのです。不意をついてカオルちゃんを気絶させたゴードンは、ジェフリー王子と宝石を持って逃げ出しました。そこへウエスターが、幸せを呼ぶ宝石でみんなを不幸にしようと、宝石をナケワメーケに変えてしまいます。この大混乱の中、目を覚ましたラブたちはプリキュアに変身しました。 暴れるナケワメーケを止めようとするプリキュアでしたが、その宝石でできた硬い体に苦戦します。この隙に逃げ出そうとするゲットマウスでしたが、目を覚ましたカオルちゃんの活躍で、ジェフリー王子は無事に助け出されました。さらにカオルちゃんは、ナケワメーケの弱点をプリキュアに教えます。こうしてカオルちゃんの大活躍で、事件は無事に解決されました。そして、元のように公園でドーナツカフェを開くカオルちゃんを見て、ラブたちは一安心です。でも、カオルちゃんの正体は何者なのか? その謎は明かされないままでした…
ダンスレッスンから帰って来たラブとせつな。さっそく、おやつのアイスを食べようとしますが、タルトの具合がおかしいことに気づきました。おなかが痛いと苦しむタルトを見てあわてたラブは、祈里のお父さんの動物病院へ連れて行こうとします。でも、祈里からタルトは動物ではなく妖精だと言われ、ラブは困ってしまいました。そこで祈里にタルトの具合を診てもらうため、みんなは祈里のもとに集まります。ですが、ラブがいなくなった後、ラブのお母さんは具合の悪そうなタルトを見つけて、あわてて祈里のお父さんの動物病院へと連れて行ってしまったのでした… 動物病院では、タルトの病気を調べていた祈里のお父さんがビックリしていました。それは今までフェレットだと思っていたタルトにおへそがなかったからです。愛犬のマロンを診てもらおうと動物病院に来ていたアニマル吉田は、そのことをたまたま聞いてしまいました。そして吉田は、自分のテレビ番組にスクープとして、このことを放送してしまいます。こうして、謎の生物としてテレビで放送され、タルトはみんなの注目の的になってしまいました。ラブたちも心配で動物病院に駆けつけますが、一足遅く、タルトは騒動から逃れるために抜け出した後だったのです。 逃げ出したタルトと、カオルちゃんのドーナツ屋さんでようやく合流できたラブたちでしたが、そこへまたしても吉田が現れました。しつこい吉田の取材に、ラブはタルトは大事な家族だから、誰にも渡すことはできないと言います。遅れてきた祈里のお父さんも、タルトは普通のフェレットで、自分の見間違いだったとウソを言ってかばってくれました。こうして騒動も終わるかに思えたのですが、みんなを不幸にしようと考えたウエスターが、ナケワメーケでタルトをつかまえてしまいます。でも、ラブたちはプリキュアに変身、タルトを助けるためにナケワメーケに立ち向かっていきました。 タルトだけでなく、吉田の愛犬マロンもとらえてしまうナケワメーケ。しかし、プリキュアの活躍によって無事救出され、作戦が失敗してウエスターもションボリと帰っていきます。大事な家族であるペットと引き離され、あらためて自分のやったことを悪いことだと反省した吉田は、ラブたちにもうタルトを追いかけないことを約束しました。こうして一件落着した今回の事件。でも、タルトの病気の原因が、アイスをひとりで全部食べてしまったことだと知って、ラブとせつなの怒りは収まりません。たとえ大事な家族でも許せないと、家の中で追いかけっこが始まるのでした。
長い夏休みも終わって、ようやく新学期が始まります。今まで学校に行ったことのなかったせつなも、今日からラブと一緒に四つ葉中学校に通うことになりました。美希と祈里からも応援されて、せつなはラブと学校に向かいます。ラブと同じクラスになったせつなは、スポーツも勉強も大活躍で、すぐにクラスのみんなの人気者になりました。そんなせつなを見て、ラブは自分のことのようにうれしくなります。でも、ラブはせつなに夢中になっていたため、大輔が何か言いたくて何度も近づいていたことに、まったく気が付かないでいたのでした… ようやくラブと話ができた大輔でしたが、明日はミユキのダンスレッスンの日だと聞いた途端、機嫌が悪くなってしまいます。そして、ついせつなの悪口を言ってしまいました。それを怒ったラブは、大輔とケンカします。でも、放課後のダンスレッスンの時に会ったミユキから、明日が大輔の野球部が試合をする日だと聞いて、ラブはビックリしました。それは夏休みが始まる前に、大輔に試合を見に行くと約束していたからです。大輔に悪いことをしてしまった反省するラブ。どうやって謝ろうか悩むラブは、せつなに相談します。一方の大輔も、どうしようかと悩んでいたのでした。 翌日、ミユキのダンスレッスンが終わった後、みんなに背中を押されたラブは、大輔の試合を見に行くため、試合の行われているグラウンドへと向かいます。試合は、ラブとケンカしたことがショックの大輔が、力を出し切れず苦戦していました。でも、駆けつけたラブの応援で、大輔が元気を取り戻します。なんとか逆転する大輔のチーム。しかし、最後は逆転サヨナラホームランを打たれて負けてしまいます。ションボリする大輔。そこへ今度は、みんなを不幸にしようとウエスターが現れて、ピッチングマシーンをナケワメーケに変えてしまいます。ラブは、駆けつけたせつなたちとプリキュアに変身しました。 強力なナケワメーケの攻撃の前に近づけないプリキュアでしたが、野球勝負を挑むことで、なんとか勝利することができました。消えてしまったラブを心配して逃げなかった大輔に、キュアピーチは心配しないように優しく声をかけます。そして落ち着いて大輔と話しをすることで、ピーチ=ラブも自分の気持ちが整理することができました。公園で出会うと、同時に頭を下げて謝るラブと大輔。こうしてふたりは仲直りすることができましたが、またひょんなことから口げんかを始めてしまいます。そんなふたりを見てせつなは、楽しそうだと思ったのでした。
ラブとせつなが帰って来ると、部屋ではタルトとシフォンが荷物をまとめていました。その理由を聞いてみると、ふたりは故郷のスウィーツ王国へ帰るのだと言います。ビックリしたラブとせつな。美希と祈里もやって来て、タルトにその理由を聞きました。もともと、4人のプリキュアを見つけることが目的だったタルトとシフォンに、長老からスウィーツ王国へ戻るように連絡があったと言うのです。いきなりのお別れに悲しくなるみんな。せつなの持っているアカルンの力を使って、シフォンとタルトは故郷のスウィーツ王国へと帰ってしまうのでした… スウィーツ王国へと帰って来たシフォンとタルト。でも、突然の別れがさみしかったラブたちも、一緒についてきてしまいました。スウィーツ王国では、おどろきの連続です。実は王子様だったタルト。しかもフィアンセのアズキーナという女の子もいました。そして、長老にあいさつに行ったタルトは、シルコアマの森の祠にあるものを取って来るように言われます。さっそく森へと向かおうとするタルトを、アズキーナが心配しました。それはシルコアマの森には魔人がいるからです。魔人はもう封印されているから大丈夫だというタルト。しかし念のため、ラブたちも一緒についていくことになりました。 シルコアマの森へとやって来たタルトは、不気味な雰囲気に変わってしまった森にビックリします。さらに突然、巨大花が襲ってきました。ラブたちは、プリキュアに変身します。この異変に胸さわぎを感じたタルトは、急いで魔人が封印された場所へと向かいました。そしてタルトの悪い予感が的中、封印されていたはずの魔人が、いつの間にか復活していたのです。ビックリするみんなの前に、何故かアズキーナが現れました。タルトとアズキーナをかばって、プリキュアは魔人と戦いますが、その力に苦戦、ついに捕まってしまいます。そんなとき、アズキーナが魔人の封印を解いたのは自分だと言いました。 長老との約束が果たせなければ、タルトと離れなくてもすむと思い、アズキーナは魔人の封印を解いたのでした。その気持ちをうれしく思ったタルトでしたが、それは違うとアズキーナを説得します。自分の間違いに気づいたアズキーナは、タルトの代わりに祠にある“クローバーボックス”を取って来ました。その力でふたたび封印される魔人。長老にクローバーボックスを渡し、タルトは今度こそラブたちとお別れします。でも、長老からクローバーボックスを使って、これからもプリキュアを助けるように言われ、タルトとシフォンはふたたびラブたちのいる世界へと来ることになったのでした。
今度、オーディションを受けることになった美希。そこで、そのオーディションに着ていくための新しい服をみんなに選んでもらうため、4人で買い物に行くことにしました。でも、患者さんがいっぱい来たために動物病院のお手伝いをすることになった祈里と、ちょっと熱が高くてタルトに休むように言われたラブは、買い物に付き合うことができなくなってしまいます。そこで残ったせつなと美希は、ふたりっきりで買い物に行くことになりました。しかし美希は、今までせつなとふたりだけになったことがないことに気づいて、妙に緊張してしまうのです。 せつなと一緒に買い物に向かう美希でしたが、まったく会話がはずまず、気まずい空気になります。さらに選んだ服を納得できず次々にダメ出しするせつなに、美希はクタクタになってしまいました。そんな時、たまたまタコ焼き屋でタコを見て、美希は絶叫して逃げ出します。小さいときにタコで嫌な目に会った美希は、それ以来、タコが怖くてしかたなかったのでした。そんな美希の告白に、せつなも自分の怖いものを告白します。せつなの怖いものは「あなたたちがいなくなること」。今までさみしい思いをしてきたせつなにとって、初めてできた友だちがいなくなることが、とても怖かったのです… せつなの告白にハッとする美希。そんな時、巨大なナケワメーケが現れて、町で暴れ始めます。でも、その姿を見た美希は、怖くなって変身できません。それはナケワメーケがタコの姿をしていたからでした。美希のことを心配したせつなは、キュアパッションに変身して、ひとりでナケワメーケに向かっていきます。しかし、8本の腕を持っているタコのナケワメーケに、ひとりっきりのパッションは苦戦、ついに捕まってしまいました。このピンチに、美希は苦手なタコを克服して、キュアベリーに変身すると、パッションを助けることに成功します。 パッション=せつなの不安な心を打ち消すように、ベリー=美希がやさしい言葉をかけます。その言葉にうれしくなるパッション。ようやくふたりの心が通いあいます。さらにキュアピーチとキュアパインも到着、4人の力を合わせてナケワメーケを元の姿へと戻すのでした。こうして無事に事件も片付き、美希とせつなはふたたび買い物に行きます。せつなのコーディネートしてくれた服は、美希の新たな魅力を引き出すようなステキな服でした。思わずニッコリと微笑む美希とせつな。こうしてふたりの間にも、しっかりとした友情の絆が生まれたのでした。
晩ご飯のお買い物をするために、ラブとせつなはスーパーへやって来ました。そして特売で野菜の詰め放題があったので、ふたりはジャガイモをいっぱい買って来ます。それを見たお母さんは、明日はせつなにコロッケの作り方を教える約束をしました。ラブもせつなも、明日の晩ご飯がとても楽しみになります。みんなが幸せを感じている一方、ラビリンスが今までに行ってきた作戦で、不幸のゲージはあとわずかでいっぱいになるところにまできていました。不幸のゲージがいっぱいになれば、インフィニティが現れます。そこでウエスターとサウラーは、最後の作戦は協力して挑むことにするのでした。 いつもは無愛想な駄菓子屋のおばあちゃんが、気前よくラブたちにお菓子をふるまいます。それは明日が孫の結婚式だったからでした。明日からハワイに旅行に行くという美希のお母さん、牛の出産を明日にひかえた祈里のお父さん、明日は久しぶりのゴルフを楽しむというラブのお父さん。みんな、明日を心から楽しみに待っていました。そんなみんなを不幸にしようと考えたサウラーは、カレンダーをナケワメーケに変えます。そしてカレンダーのナケワメーケの力によって、今日で時間が止まってしまい、明日が来なくなってしまうのでした… 夜中に目を覚ましたラブは、何度見ても時計が12時のままで不思議に思います。クローバーボックスによって、それがラビリンスのナケワメーケの仕業だと知ったラブたちは、急いで現場に向かいました。街ではいつまでも明日がやって来ないことから、みんなの心が不安な気持ちになってしまいます。その不安な気持ちが、不幸のゲージにどんどんと貯まっていきました。大喜びするウエスターとサウラー。そこへプリキュアがやって来ました。プリキュアは、これ以上、不幸のゲージが貯まらないように、最初から全力でナケワメーケに挑みます。 このままでは不利だと思ったウエスターは、トラックをナケワメーケに変えて、2体のナケワメーケでプリキュアに戦いを挑みます。苦戦するプリキュアでしたが、みんなの笑顔を守るため、必死でガンバりました。どうにかプリキュアは2体のナケワメーケを元の姿に戻し、明日を取り戻すことに成功します。でも、すでに不幸のゲージはいっぱいになっていたのでした。泣きやまなくなったシフォンが突然泣きやんだかと思うと、空へと飛んでいってしまいます。それはシフォンこそが、ラビリンスの探していた無限メモリーのインフィニティだったからでした!
ラビリンスの総統メビウスが、全パラレルワールド征服のため探していた無限メモリー『インフィニティ』の正体はシフォンでした。しかし不幸のゲージが満タンになり、インフィニティとなってしまったシフォンは、どこかへ消えてしまいます。行方不明のシフォンが心配なラブたちは、学校に行っても勉強どころではありません。授業が終わるとすぐにラブたちは、シフォンを探していたタルトと合流します。でも、タルトもシフォンを探し出すことはできませんでした。シフォンがどこに行ったかわからないラブたちが不安に思っていると、いきなり目の前にスウィーツ王国の長老が現れたのです。 ラブの家へとやって来た長老は、シフォンの秘密をみんなに話し始めます。それはある夜のこと、流れ星のように空からクローバーボックスと一緒に落ちてきた赤ちゃんがいました。それがシフォンだったのです。長老と王様は、このシフォンこそ預言書に書かれていた存在だと考え、悪の手から守るためにプリキュアを復活させ、その身近に置いたのでした。でも、さすがの長老もシフォンがどこに消えたのかはわかりません。そこでラブは、ふたたびシフォンを探しに飛びだすのでした。一方、メビウスはシフォンがおもちゃの国にいることを知り、ウエスターとサウラーを向かわせていたのです。 あてもなくシフォンを探すラブに、長老はシフォンを呼び戻せる方法があるかもしれないことを教えました。それはシフォンの好きだったクローバーボックスのオルゴールの音色です。さっそくラブは、オルゴールを流し始めました。するとまぶしい光と一緒にシフォンが現れます。でも、一緒におもちゃの国でシフォンを追いかけていたウエスターとサウラーまで呼び寄せてしまいました。ウエスターとサウラーからシフォンを守るため、ラブたちはプリキュアに変身します。そしてキュアピーチは、ようやくシフォンを助けだすことに成功するのでしたが… インフィニティとなってしまったシフォンにはピーチの声も届きません。変わり果てたシフォンの姿に涙するピーチ=ラブ。でも、その涙がクローバーボックスに落ちると、子守唄が流れ始めます。その子守唄を聞いたシフォンは、いつものシフォンに戻りました。それを見たウエスターとサウラーは、シフォンをつかまえることをあきらめます。そして家に帰ったラブたちは、せつなが初めて作ったコロッケでパーティーをしました。それを喜ぶシフォンの姿を見て、ラブはラビリンスからシフォンを守り抜くことを決意します。そのころメビウスは、シフォンをつかまえるため新しい幹部を呼んでいたのでした…
無事にラブたちのもとに戻って来たシフォン。しかもシフォンは、いつの間にかよちよち歩きができるようになっていたのです。そんなシフォンの成長に、ラブたちは大喜びしました。そこでラブは、歩けるようになったシフォンを連れて、みんなで公園に行こうと提案します。でも、みんなはラビリンスがシフォンを狙っているので、むやみに外へ出るのは危険だと心配しました。そんなみんなにラブは、自分たちがシフォンを守れば大丈夫だと言います。そして、風の強い日の公園には宝物があると言うのでした… 公園に着いたラブが見せた宝物とは、ドングリのことでした。ここはラブたちが小さいときに『ドングリ王国』と名付けた場所だったのです。シフォンもタルトも初めて見るドングリを気にいり、夢中でドングリ集めを始めました。こうして楽しい時間を過ごすラブたち。そんな時、変な気配を感じたシフォンが、またインフィニティになってしまいます。でも、クローバーボックスのオルゴールのおかげで、シフォンは元に戻ることができました。しかし、インフィニティの場所を知ることのできるレーダーをメビウスからもらったウエスターとサウラーが、シフォンを狙って現れてしまいます。 ドングリをナケワメーケに変えて、ウエスターとサウラーはシフォンを奪おうと襲って来ます。ラブたちはプリキュアに変身、シフォンを守るため、ナケワメーケを迎え撃ちました。そしてシフォンを守ろうというプリキュアたちの強い心が、2体のナケワメーケを圧倒します。でも、この場所に新たな敵が現れました。その名はノーザ、メビウスの命令でこの世界にやって来たラビリンスの最高幹部です。ノーザは新しい怪物ソレワターセを生みだすと、2体のナケワメーケと合体させました。このソレワターセの力はすさまじく、一転、プリキュアはピンチになってしまいます。 たとえどんなに相手が強くても、プリキュアたちはあきらめません。ソレワターセに、4つの決め技を同時に放ちました。でも、その力を前にしても、ソレワターセはまだ倒れません。しかし、シフォンの叫びにクローバーボックスが反応、プリキュアの決め技をパワーアップさせます。その不思議な力で、なんとかソレワターセは消えてしまうのでした。そしてノーザは不敵な笑みを残して帰っていきます。ラブたちは、新たな敵幹部ノーザの力を不安に思いながらも、これからもシフォンの笑顔を守るため、ガンバりぬくことを誓うのでした。
最高幹部ノーザとソレワターセが現れて、シフォンを狙うラビリンスの戦力はパワーアップしてしまいました。そのことを考えるとラブたちは不安で、ダンスレッスンにも身が入りません。より強くなるためにも特訓しかないと考えるラブたちですが、具体的にどうすればいいのかわからないのでした。しかし、その話を聞いたミユキがプリキュアのコーチを引き受けると言いだします。その言葉に甘えてラブたちはミユキの特訓を受けることになりました。場所は御子柴グループの地下にある秘密特訓場。特訓には大輔を始め、裕喜、そしてこの施設を提供した健人も手伝ってくれることになりました。 ミユキにより、それぞれのプリキュアが得意とする分野がわかりました。キュアピーチはパンチ力、キュアベリーはキック力、キュアパインは持久力、キュアパッションは瞬発力です。そこでその能力を伸ばすため、プリキュアはバラバラで特訓を始めました。でも、ミユキが最後の特訓に選んだのは、何といつものダンスです。ミユキの特訓を疑問に思いながらダンスをするプリキュアでしたが、うまく踊ることができません。それを見たミユキは、明日からダンスの特訓をすると言いだします。ミユキの真意が理解できず、不満を口に出すプリキュアたち。その心はいつの間にかバラバラになってしまうのでした… 翌日の朝、特訓場に集まったプリキュアたち。でも、ピーチ以外のみんなはダンスではなく、それぞれの得意分野を伸ばす特訓をしたいと言いだしました。そんな時、またもシフォンがインフィニティ化してしまいます。しかも、タルトが子守唄を聴かせようとしますが、何故かクローバーボックスのふたが開きません。そこへレーダーでシフォンの位置を知ったウエスターが現れ、ノーザからもらったソレワターセの実で、トレーニングマシンをソレワターセに変えてしまいます。今こそ特訓の成果を見せようとはりきるプリキュアでしたが、動きがバラバラで力を発揮することができません。 そんな時、ミユキがダンスの曲を流して、心をひとつにするように言いました。それを聞いたプリキュアたちは、バラバラでいてはダメだということに気づき、心をひとつにします。すると、クローバーボックスから新たな力がプリキュアたちに流れこみました。その力を使ったプリキュアは、新たな決め技「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」でソレワターセを消し去ります。シフォンも元に戻って、一安心するみんな。これからもシフォンをラビリンスの魔の手から守るため、みんなは心をひとつにしてガンバりぬくことを誓うのでした。
ある夜のこと、目を覚ましたラブは、シフォンがインフィニティになりかけているところを見つけました。この異変に気づいて部屋に来たせつなと一緒にラブは、タルトを起こしてクローバーボックスの子守唄のメロディでシフォンを元に戻します。こんなことが毎日続き、そのせいで徹夜をしたタルトは寝不足になって疲れていました。その話を聞いた美希は、タルトを休ませるため、シフォンに子守唄のメロディを聞かせる役目を変わることにします。安心してグッスリと眠るタルトを横目にクローバーボックスを回している美希。そこへ、ひとりの女の子が近づいてきました。 女の子はクローバーボックスに興味深々。しかたなく美希はクローバーボックスをさわらせてあげますが、女の子はそれを持ったまま道路に飛び出してしまいます。間一髪、車にひかれそうな女の子を助けた美希でしたが、大切なクローバーボックスを無くしてしまうのでした。責任を感じた美希は、ラブたちに何も言わずクローバーボックスを探すため、街中を走りまわります。でも、クローバーボックスは見つかりません。あきらめそうになる美希でしたが、カオルちゃんに励まされ、シフォンの笑顔をふたたび取り戻すため、何があっても絶対に希望を捨てないことを誓うのでした。 そのころインフィニティレーダーの邪魔をしていたクローバーボックスを見つけたサウラーは、それを奪うために女の子を襲おうとしていました。そこへキュアベリーが駆けつけます。女の子は助けましたが、クローバーボックスはサウラーに奪われて大ピンチになるベリー。でも、シフォンの笑顔を取り戻すため、絶対に希望を捨てないと誓ったベリーは、頭脳プレイでサウラーとソレワターセからクローバーボックスを取り返します。そして、やって来たタルトにクローバーボックスを渡したベリーは、駆けつけたキュアパインとキュアパッションと一緒にソレワターセに挑むのでした。 そのころ、インフィニティになりかけているシフォンに、ラブはクローバーボックスの子守唄を口で歌って、どこにも行かないよう必死に抱きしめていました。そこへクローバーボックスを持ったタルトがようやく駆けつけ、その子守唄のメロディで、シフォンはなんとか元の姿に戻ります。一安心したラブは、キュアピーチに変身、みんなのもとに駆けつけてソレワターセを退治するのでした。こうして事件も無事に解決して、みんなの顔にも笑顔が戻ってきます。シフォンに頼まれて美希は、ラブの歌った子守唄をシフォンのために歌うのでした。
修学旅行で沖縄へとやって来たラブやせつな、大輔たち四つ葉中学校の面々。あまりにはしゃいでいるラブを見て、せつなもちょっぴりあきれ顔です。そんなラブに、沖縄のことを詳しく教える大輔。実は大輔は沖縄出身だったのです。そして大輔は、今回の修学旅行でラブと楽しい思い出を作るため、いつものようにケンカをしないよう心に誓っていたのでした。こうして何事もなく修学旅行は始まりましたが、実はラブのかばんの中には、シフォンとタルトがこっそり隠れてついてきていたのです。さらに遊ぶことが目的で、ウエスターも沖縄へとやって来ていたのでした。 いろんな場所へと出かけて、沖縄を楽しむラブたち。でも、ラブのちょっとした行動が、大輔にとって頭にきてしまいます。しかし、ラブとの楽しい思い出を作りたい大輔は、いつものように怒ることはせず、作り笑顔でガマンするのでした。そんないつもと違う大輔の態度を不満に思うラブ。そんな時、またしてもシフォンがインフィニティになってしまいました。そのことをタルトから聞いたラブとせつなは、消えてしまったシフォンを探すため、危険を承知で夕暮れの森へと向かいます。それを見た大輔もまた、ラブを追って森の奥へと向かうのでした。 森の奥へと入っていったラブとタルトの前に、沖縄の幸せを呼ぶと言われるシーサーをソレワターセに変えたウエスターが現れました。ラブはタルトにシフォンをまかせると、キュアピーチに変身します。でも、そこへラブを心配して森へと入ってきた大輔がやって来てしまいました。ソレワターセの攻撃から大輔をかばって、ピーチは一緒に海へと落ちてしまいます。どうにか浜辺へとたどり着くふたり。そこで大輔はピーチに、自分の悩みを打ち明けるのでした。大輔の本心を知ったピーチ=ラブは、自分らしく、いつものように行動するよう大輔にアドバイスします。 インフィニティとなったシフォンを、ついにウエスターが見つけてしまいます。しかし、そこへ瞬間移動でせつなに連れてこられた美希と祈里が到着、プリキュアに変身してウエスターの動きを止めました。さらにピーチもやって来て、シフォンは元の姿に戻すと、ソレワターセを退治してしまいます。こうして事件も無事解決して、ラブは大輔のところへ戻って行きました。ラブの姿を見て安心して、いつものように怒鳴る大輔。素直に謝るラブ。こうしてふたりはいつものような関係に戻り、あらためて沖縄の修学旅行を楽しみます。そんなふたりを、せつなたちは温かな目で見守るのでした。
アクセサリーを作るラブのお母さん。ラブの分はもちろん、せつなの分も好みの赤い色で仕上げました。こんな風に、いつもラブとせつなのことを考えているお母さんですが、ただ優しいだけでなく、ふたりの苦手なニンジンとピーマンを食べられるよう、晩ご飯のおかずにする厳しいところもあります。でも、そんなお母さんのことが、ラブもせつなも大好きでした。お買物の帰りに喫茶店に立ち寄った三人。楽しいお話のあと、トイレに入ったお母さんの前にノーザが現れます。ノーザはソレワターセの実を鏡に投げると、鏡から現れたソレワターセが、お母さんと入れ替わってしまいました。 お母さんと入れ替わったソレワターセは誰にも気づかれないまま、ラブの家までもぐりこんでしまいます。でも、いつもと違うお母さんの行動を変に思ったせつなは、ついにお母さんがニセモノだということに気づきます。深夜、みんなが寝静まったころ、ソレワターセがシフォンを狙って動き出しました。間一髪のところで、シフォンを守るせつな。でも、ずるがしこいソレワターセは、せつなを悪者にしてラブを信用させてしまいます。そこでせつなは本物のお母さんを探すため、美希と祈里に協力してもらい、シフォンを連れて街へと向かうのでした。 昨日、立ち寄った場所を確認していったせつなは、お母さんの様子が喫茶店のトイレから出たあたりからおかしくなったことに気づきます。そこでトイレを調べる三人でしたが、変わったところは見つかりません。でも、フッと鏡を見たせつなは、お母さんが鏡の中に閉じ込められていることに気づきます。アカルンの力で鏡の中へ入ったせつなは、無事にお母さんを救出することに成功しました。一方、家にいたラブも、おかしなことを言うお母さんがニセモノだということについに気づきます。そこへせつなが、本物のお母さんを連れて戻ってきました。 ニセモノだということがばれ、その正体を現すソレワターセはインフィニティ化したシフォンを狙って動き出しました。ラブとせつなはプリキュアに変身すると、ソレワターセを追いかけます。さらに美希と祈里も加わり、ソレワターセはいつものように浄化されるのでした。事件も無事解決して、せつなに手作りのアクセサリーを渡すお母さん。そんなお母さんの優しい心に触れたせつなは「おばさま」ではなく、初めて「お母さん」と感謝の気持ちをこめてお母さんを呼びます。そんなせつなとラブを、「ありがとう」と言いながらお母さんは抱きしめるのでした。
ある日のこと、健人から手紙をもらった祈里。その手紙の中には、船上パーティの招待状が入っていました。それは御子柴グループで新しく作られた豪華客船プリンセス号の完成を記念して、その船上で行われるもので、各界の有名人がたくさん招待されている、とても華々しいパーティだったのです。でも、そういう場所が苦手な祈里はあまり乗り気ではありません。そんな祈里に、行くべきだと勧めるラブ、美希、せつなたち。さらに、自分のために健人が用意してくれたきれいなドレスを見て、祈里は船上パーティに行くことを決めるのでした。 船上パーティが始まりましたが、華やかな雰囲気が苦手な祈里は、甲板へと出ていってしまいます。でも、大好きな動物たちがいる動物サーカスを見て、笑顔が戻りました。そして、健人にお礼も言えて、祈里の緊張もようやくとけたようです。しかし、このパーティに密かに潜り込んでいたウエスターが、プリンセス号をソレワターセに変えてしまいました。それを見たラブたちはプリキュアに変身します。プリンセス号の乗客を人質にして、シフォンを渡すように迫るウエスター。そこでキュアパッションは、乗客を助けるためにアカルンの力を使って、プリンセス号に瞬間移動するのでした。 無事にプリンセス号へと入り込んだパッションは、乗客たちを瞬間移動で安全な場所へと避難させます。でも、サーカスの動物たちがまだ残されていたため、祈里と健人は残って動物たちのいる檻のあるところへと向かうのでした。一方、人質を救い出されて作戦が失敗したウエスターは、やぶれかぶれになってソレワターセを港に激突させようとします。でも、キュアピーチとキュアベリー、パッションの3人は、中に残された祈里と健人を守るため、自分たちの体を使って激突を防ぐのでした。そして祈里と健人は、無事に動物たちのもとへと到着、檻の中から救出することに成功していたのです。 ソレワターセの攻撃で健人が気を失った瞬間、祈里はキュアパインに変身します。そして意識を取り戻した健人から、ソレワターセの本体がエンジン室にいることがわかったパインは、動物たちと協力してソレワターセの浄化に成功するのでした。こうして無事に事件が解決しましたが、祈里はプレゼントしてもらったドレスを汚してしまったことを健人に謝ります。でも健人は、そんな風に一生懸命ガンバった祈里が、一番輝いて見えると言ってくれました。そして、ふたたびプリンセス号でパーティを行って、祈里とパインを同時に招待すると誓う健人に、思わず祈里たちは苦笑いしてしまいます。
ある日、せつなのもとへラビリンスから手紙が届きます。それは占い館へ、イースとして戻るように書かれていました。しかし、もうラビリンスに戻る気がないせつなは、手紙を破り捨てます。でも、占い館にある不幸のゲージを壊せば、もう二度とシフォンはインフィニティになることはない。そう、ラブたちが話すのを聞いたせつなは、このままラビリンスの誘いに乗ったフリをして、自分ひとりで不幸のゲージを壊すことを決意しました。それは不幸のゲージを壊すと、その力が逆流して壊した者に危険が及ぶからです。みんなを守るため、せつなは危険だと知りながら、ひとりで戦おうと考えたのでした。 その夜、せつなはいつも以上に明るくふるまってみせます。そして翌朝、決意を固めたせつなは、みんなに別れを告げて、占い館の跡地へと向かいました。そこで待っていたノーザに案内され、占い館の中の不幸のゲージの前へとやって来るせつな。自分がイースだったころに集めてしまった不幸のゲージを壊そうと、せつなはキュアパッションへと変身します。でも、これはノーザの罠でした。ハピネスハリケーンの力を跳ね返されて、パッションはノーザに捕らえられてしまいます。そのころ、ラブはせつなが消えてしまったことに気づいて、美希と祈里と一緒に占い館に向かうのでした。 せつなを捕らえたノーザは、占い館に近づいてきたラブ、美希、祈里の3人を倒すよう、ウエスターとサウラーに命令します。すべてはせつなを囮にして、残ったプリキュアを倒そうと考えたノーザの罠でした。ラブたちはプリキュアに変身、せつなを取り戻すため、ソレワターセに挑みます。一方、ノーザはせつなが原因でみんなが不幸になっていると、せつなの心を追いつめようとしていました。ノーザの言葉に踊らされて、自信を失っていくせつな。そのころ、プリキュアたちは、不幸のゲージを壊すことの危険さを知り、せつながひとりで占い館に向かった理由に気づきました。 自信を失っていくせつなに近づくノーザ。そのとき、せつなのリンクルンからまばゆい光があふれ出てきました。それはラブたちの心の声です。その声を聞いたせつなはようやく自分を取り戻し、ふたたびパッションに変身しました。そして占い館から脱出したパッションは、次元の壁を破ってキュアピーチたちのもとへと戻ってきます。こうして全員集合したプリキュアにより、ソレワターセも敗れ去るのでした。無事の再会を喜ぶプリキュアたちは一致団結して、シフォンのためにも不幸のゲージを壊すことを誓います。でも、そんなプリキュアたちを見ても、ノーザは不敵な笑みを浮かべていたのでした…
ラビリンスの隠れ家である館の扉が開かれました。これは絶対にラビリンスの罠。そう考えたプリキュアでしたが、もう2度とシフォンがインフィニティにならないよう、中にある不幸のゲージを壊すことを決意します。そしてプリキュアは、心配するシフォンとタルトを残して、館の中へと入って行きました。アカルンの力で不幸のゲージの前までやってきたプリキュアの前に、ノーザが姿を現します。不敵な笑みを浮かべたノーザは、プリキュアを黒い霧で包んでしまいました。その黒い霧によってプリキュアは、別々の異空間に飛ばされてしまいます。 元気をなくしてしまったクローバータウンストリートのみんな、希望をなくした弟の和希、人間を襲うとする動物たち、みんながいなくなってしまった家。プリキュアたちは、自分がもっとも望まない世界へと飛ばされてしまいます。でも、プリキュアはこの世界がウソの世界だと気づいて、無事に元の場所へと戻ってきました。そこでノーザは、今度はお互いが魔物に見えるよう、プリキュアに幻を見せます。そうとは知らずに、プリキュアはお互いに戦い始めてしまいました。そのことに気づいたシフォンはプリキュアを救おうと、館の中へと入っていってしまいます。 館へと入ったシフォンとタルトを捕まえようと、ノーザとウエスターが現れます。プリキュアの大ピンチを救おうと、必死でガンバるシフォン。そのおかげでプリキュアたちは、同士討ちの危機から救われます。こうして、ことごとく作戦を失敗したノーザは、ついに不幸のゲージをソレワターセに変えて、プリキュアを倒そうとします。すさまじい不幸のエネルギーで攻撃してくるソレワターセ。シフォンをインフィニティにしないためにも、プリキュアはついに最大の決め技である「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」をソレワターセになった不幸のゲージに炸裂させるのでした。 プリキュアは、ついに不幸のゲージがなくなったと喜びますが、これこそがノーザの最後の作戦だったのです。不幸のゲージを館の外へ出したのは、そこに詰まっていた不幸のエネルギーを雨にして、全世界にバラまくつもりだったのでした。おどろくプリキュア。でも、シフォンがみんなの力を集めるよう言いました。そしてシフォンの力を借りて、プリキュアは不幸のエネルギーを消し去ります。こうしてラビリンスとの決戦も終わり、ラブたちは幸せをゲットするのでした。しかしノーザは、最後にシフォンが力を使ったとき、何かを手に入れていたのです…
以前、ラビリンスのために中止になったダンス大会が、ふたたび開かれることになりました。ラブたちは、今度はせつなも加えた4人で、ダンス大会に出場することを決めます。こうして以前と同じようにミユキの特訓を受けることになったラブたちの前に、大輔、裕喜、健人の3人が、ダンスユニット『三色だんご』を組んで一緒に特訓を受け、ダンス大会に出場したいと言い出しました。あまりのことにあっけにとられるラブたち。でも、大輔たちの本当の目的は、ラブたちと仲良くなることだったのです。一方、ノーザはインフィニティを手に入れるため、ひとつの作戦を進めていたのでした… ミユキのきびしい特訓に耐え、ラブたちはダンスを上達させていきました。そして、いよいよ明日はダンス大会の日です。大輔はもしも優勝したら、ラブに告白しようと心に誓うのでした。みんなが明日のダンス大会にワクワクしていたころ、ノーザが育てていた草笛が完成してしまいます。この草笛には、シフォンを強制的にインフィニティへと変えてしまう、恐ろしい力があったのでした。しかも、この力の前ではクローバーボックスのオルゴールも、通用しないというのです。こうして準備を整えたノーザは、ウエスターとサウラーに出撃を命令するのでした。 翌日、ついにダンス大会が開かれました。ラブたちのダンスユニット『クローバー』は、見事に予選を通過します。一方の大輔たちは予選落ちでした。大輔は自分のふがいなさにくやしくなります。そこへ突然、ウエスターにあやつられたナケワメーケが現れました。ラブたちはプリキュアに変身すると、ナケワメーケに立ち向かいます。でも、これこそがノーザの作戦でした。ウエスターがプリキュアを引きつけている間に、ノーザが妖しい草笛の音色でシフォンをインフィニティに変えてしまいます。そしてシフォンを奪うため、サウラーがソレワターセを出現させるのでした。 タルトがオルゴールを聞かせても、シフォンは全然元に戻りません。しかもプリキュアはナケワメーケに苦戦中。このピンチを見たミユキの決死の行動に救われたプリキュアは、どうにかナケワメーケを浄化させますが、シフォンはノーザによって連れ去られてしまいます。シフォンをさらわれたことがショックのラブは、キュアピーチのままで呆然としてしまいました。そうとは知らない大輔は、思わず告白のことをラブだとは気づかず、ピーチにしゃべってしまいます。でも、シフォンのことが心配で頭がいっぱいのラブは、ただ一言「ゴメン」と言って大輔に背を向けるのでした…
クリスマスが近づいて、にぎやかになったクローバータウンストリート。みんなでクリスマスツリーの飾り付けをしていましたが、そこにはラブたちの姿はありませんでした。それはラビリンスにさらわれたシフォンが心配だったからです。でも、気を取り直したラブたちは、まずは長老たちに相談するために、スウィーツ王国へ向かうことにしました。一方、シフォンを手に入れたラビリンス総統メビウスは、その力を使って全パラレルワールドの管理を始めます。そして、ラビリンスから放たれた無数のコードのような怪物が、ほかのパラレルワールドを襲い始めるのでした。 スウィーツ王国に着いたラブたちは、以前に来たときとまるで変わってしまった風景にビックリしました。しかも姿を見せた長老が、自分はメビウスのしもべだと言いだします。そう、すでにスウィーツ王国は、メビウスに管理されてしまったのでした。ラブたちは、ただひとり無事だったアズキーナを連れて、スウィーツ王国から逃げ出します。このままではメビウスが全パラレルワールドを管理してしまう。そう考えたラブたちは、シフォンを取り戻すためにも、ラビリンスへ直接向かうことを決意します。でも、今回ばかりは、いつもと違う。そう思ったラブたちは、ある決意をするのでした。 ラブたちは、家族や大輔たち親しい人を公園のステージに集めます。そして、その前でプリキュアへと変身しました。自分たちがプリキュアだったことを明かしたラブたちは、この世界に危険が迫っていること、ラビリンスに直接乗り込んでシフォンを助けに行くことを伝えます。でも、自分の子供が危険な場所に行くことを許せるお母さんはいません。お母さんたちは必死でラブたちが行こうとするのを止めました。仕方なく変身をといたラブたち。しかし、その晩、ついにこの世界にもコードの怪物が現れてしまいました。そこでお父さんとお母さんたちは、みんなで集まって相談することにします。 もう時間の余裕がないと思ったラブたちは、お母さんたちに内緒でラビリンスに向かうことを決めました。そして家を抜け出したラブは、みんなと合流する前に大輔に会いに行きます。告白の答えをしようとするラブに、答えは返ってから聞くという大輔。大輔に背中を押されたラブは、お母さんたちに内緒で行くことを心苦しく思いながらも公園のステージに集まりました。そこへ現れるお母さんたち。怒られると思ったラブに、お母さんはやさしい声で行くことを許します。それは子供の意思を尊重し、後悔はしてほしくないという親心でした。こうしてみんなに見送られたラブたちは、ラビリンスに向かいます!
シフォンを助け出し、総統メビウスの全パラレルワールド管理という野望をくじくため、プリキュアは管理国家ラビリンスへとやって来ました。一度、変身をといて、ラビリンスの人たちの中にまぎれこんだラブたち。でも、ここでは普通に話す自由もないばかりか、親切にすることもできないと知ってビックリします。そのころ、着々と全パラレルワールドを管理下におくメビウスは、プリキュアたちがラビリンスに侵入したことを知りました。今度こそプリキュアを倒して自分たちを認めてもらおうと、ウエスターとサウラーは、メビウスに戦うことを許してもらいます。 ついにメビウスの城へとやって来たラブたちの前にソレワターセが現れました。ラブたちはプリキュアに変身すると、ソレワターセの攻撃をかわして城の中へと入って行きます。でも、城の中は迷路のようになっていて、一向に先へ進むことはできません。しかも、落とし穴に落ちてキュアピーチとキュアパイン、キュアベリーとキュアパッションは離ればなれになってしまいます。ベリーとパッションが落ちた場所は、ゴミがいっぱいある廃棄物処理空間でした。そしてここには、プリキュアを倒すべく、ウエスターとサウラーのふたりが待ち構えていたのです。 ウエスターはパッションに、サウラーはベリーに攻撃を仕掛けてきました。戦いの中、仲間に戻るよう言われるパッションでしたが、メビウスが管理する世界では、好きなものも自由に食べられないと逆にウエスターを説得します。一方、ベリーも、メビウスの言いなりになってはいけないとサウラーに訴えるのでした。そんなとき、突然、この空間にデリート・ホールと呼ばれる物体が現れます。デリート・ホールは、すべてのものを消去してしまう恐ろしい物体でした。メビウスは部下であるウエスターとサウラーごと、プリキュアを倒そうとしたのです。 メビウスに裏切られ、ようやく自分たちが間違っていることに気づいて、パッションを助けたウエスターでしたが、ゴミに巻き込まれてデリート・ホールへと落ちてしまいました。サウラーもベリーに助けられて自分たちの間違いに気づきますが、ベリーを助けるために自らを犠牲にしてしまいます。そのころ、怪しい場所へと誘い込まれたピーチとパインの前に、ノーザがその姿を現しました。身構えるピーチとパイン。一方、プリキュアとはぐれてしまったタルトとアズキーナでしたが、ついに巨大な機械の中でインフィニティとなっているシフォンを見つけたのです!
ついにシフォンを見つけだしたタルトとアズキーナ。でも、救い出す前に、城の外へと放り出されてしまいます。一方、城の中を進むキュアピーチとキュアパインの前に、ノーザが立ちふさがりました。ノーザは不気味な手をいっぱい使って、プリキュアに攻撃を仕掛けてきます。そのころ、ラビリンスの街まで戻されてしまったタルトとアズキーナは、ひとりの女の子と出会いました。女の子に元気がないと思ったタルトは、カオルちゃんからもらったドーナツをすすめます。無表情でドーナツを一口食べる女の子。すると、女の子の顔は、たちまち笑顔になっていくのでした。 プリキュアと戦っていたノーザは、全パラレルワールドがメビウスの管理下に入ったことを教えました。すでに四つ葉町のみんなもメビウスの管理を受けていると知って、ピーチとパインはショックを受けます。勝ち誇ったノーザは、もうあきらめて負けを認めるように言いますが、ピーチとパインは絶対にあきらめません。それどころかみんなを救うため、今まで以上の気迫でノーザに挑んでいきます。そのころ、街にいたタルトとアズキーナと女の子は、巨大テレビに映っていたこのプリキュアの活躍を見ていました。女の子は初めて見るプリキュアの姿に心を奪われ、夢中で映像に見入ります。 プリキュアの活躍を見ていた女の子にぶつかった青年も立ち止まって、巨大テレビの映像に心奪われます。その青年にぶつかった女の人も同じように立ち止まりました。こうして、いつしかラビリンスの街では、みんながプリキュアの活躍に心奪われていきます。それはメビウスに管理されているラビリンスではありえない光景でした。この光景を見て、自分もプリキュアのために何かしたいと思ったタルトはオルゴールを鳴らし始めます。それを見たラビリンスの人たちは、みんなで協力してプリキュアにオルゴールのメロディを聞かせようと動き始めました。 みんなの協力により、オルゴールのメロディは巨大テレビのスピーカーを通して、プリキュアのもとへと届きます。それに気づいたメビウスは、あわてて巨大テレビの電源を切りました。でも、この騒ぎでシフォンのいる場所がわかったタルトとアズキーナは、ふたたびメビウスの城に向かいます。一方、キュアベリーとキュアパッションも加わって4人となったプリキュアは、同時に決め技をノーザに放ちました。その力に観念したノーザは、ソレワターセの実を食べて巨大な怪物へと変身します。この怪物こそ、ノーザの真の姿なのでしょうか!?
ソレワターセの実を食べて、巨大な怪物のような姿に変身してしまったノーザ。その姿におどろくプリキュアでしたが、同時にメビウスの塔からシフォンらしい輝く光を見つけます。タルトが鳴らしたオルゴールのメロディが、シフォンにも届いたことを知ったプリキュアは、気持ちを新たに巨大ノーザに挑んでいきました。一方、プリキュアの活躍を知って、ラビリンスの国民にも変化が起きます。みんな予定された行動を無視して、プリキュアの活躍を一目見ようと自分の意志で動き始めたのです。これを知った総統メビウスは、クラインに国民を止めさせるよう命令を出しました。 巨大ノーザはダメージを受けても再生して、なかなか倒れません。そこでプリキュアは4人の力を合わせて、一斉に巨大ノーザ目がけて放ちました。それさえも押し返す巨大ノーザでしたが、気迫ではプリキュアも負けていません。一度、はじかれたエネルギーをもう一度、巨大ノーザに向けて強力な一撃を与えました。その威力の前に、巨大ノーザはついに倒れてしまいます。でも、喜んだのもつかの間、今度はクラインが現れて、プリキュアに戦いを挑みます。そして、クラインはプリキュアの目の前で、ドラゴンのような戦闘用の姿へと変身するのでした。 ドラゴン・クラインの力は強力で、プリキュアは苦戦してしまいます。さらにドラゴン・クラインはノーザと合体、もっと強力なノーザ・クラインへと変身してしまいました。ピンチになったプリキュアは、最後の切り札であるラッキークローバー・グランドフィナーレを放ちますが、ノーザ・クラインには通用しません。薄れゆく意識の中であきらめそうになるプリキュアたち。でも、そこへラビリンスの国民たちが、プリキュアを応援するために次々にやって来ました。そこには消えたと思ったウエスターとサウラー、ようやく駆けつけたタルトとアズキーナもいます。 ラビリンスの人たちは、プリキュアの活躍を見て、メビウスに管理されたこの世界がおかしいと感じ始めたのです。そしてプリキュアを応援しようと、危険を承知でこの場所へと集まってきたのでした、それを見て怒りだしたノーザ・クラインは、ラビリンスの人たちにまで攻撃しようとします。でも、そのとき伝説を超えた奇跡が起きました。ラビリンスの人たちの心がプリキュアたちに新しい力を与え、4人は新たなプリキュアである『キュアエンジェル』へと変身します。キュアエンジェルはラビリンスの人たちを守るため、ふたたびノーザ・クラインに挑むのでした。
ラビリンスのみんなの力をによって、プリキュアは奇跡の戦士キュアエンジェルへと進化しました。ふたたび強敵ノーザ・クラインに向かっていくプリキュアたち。そのパワーは、以前とは比べものにならないほどでした。なぜなら今まで苦戦していたノーザ・クラインを圧倒するほどだからです。そして、ついにキュアエンジェルは最大の決め技である『プリキュア・ラビングトゥルーハート』をノーザ・クラインに放ちました。まぶしい光に消えていくノーザ・クライン。そのあとにはノーザとクラインの正体である、植物とトカゲが残されていました… ノーザ・クラインを倒したプリキュアは、ウエスターとサウラーにどうして助かったかを聞きました。ふたりの話を聞いてみると、どうやらシフォンに助けられたみたいです。シフォンが無事なことを再確認したプリキュアは、もう一度シフォンを助け出すために、メビウスの塔の上で光っている場所に向かうことにしました。一緒に行くことにしたウエスターとサウラーに、タルトとアズキーナ。さらにみんなを助ける仲間として、キュアエンジェルの羽と新たなカードによってホホエミーナを作りだしました。そしてみんなは、メビウスの塔に向かいます! メビウスの塔の中へと入り込んで、プリキュアたちはシフォンを見つけ出しました。でも、そこに総統メビウスが立ちふさがります。キュアパッションは、何とかしてメビウスを説得しようとしますが、メビウスはその言葉に耳を貸そうとはしません。仕方なくパッションは、『プリキュア・ハピネスハリケーン』を放ちます。その力を受けてメビウスは、ついに真の正体を現しました。今までメビウスだと思っていたのは、ただのロボット。本当のメビウスはシフォンを取り込んでいる巨大なコンピューターだったのです。その正体にビックリするプリキュアたち。 メビウスは入ってこいと言わんばかりに、巨大コンピューターへの道を開きます。罠だと知りながらも、飛び込んでいくプリキュアたち。でも、内部は重力コントロールされていて、自由に飛べません。仕方なく階段を上っていくプリキュアたちでしたが、メビウスの作った幻の攻撃で、ウエスターやサウラー、ホホエミーナが倒れてしまいます。余裕のメビウスは、自分の生まれた理由を話し始めました。ラビリンスの人たちが、よりいい生活を求めて作ったコンピューターがメビウスだったのです。その事実におどろくプリキュアたち。はたしてシフォンを救い出し、メビウスの野望を止めることはできるのでしょうか?
メビウスの攻撃により倒れてしまったプリキュア。それを見て勝利を確信したメビウスは、プリキュアたちを管理しようとします。さらに自由になったラビリンスの人たちも、ふたたび管理してしまうのでした。それを見て勝ち誇るかのように、メビウスは高笑いします。でも、プリキュアはこんなことでは負けません。メビウスの管理の糸を断ち切って、キュアピーチが、キュアベリーが、キュアパインが、キュアパッションが、次々に立ち上がります。メビウスの間違った考えを正すため、ふたたびプリキュアたちはウエスターやサウラーと共に、メビウスに向かっていきました。 メビウスは自分の分身をいっぱい作り出して、プリキュアたちを倒そうとします。でも、分身たちはプリキュアたちによって、次々に消されていきました。その分身たちが消されることで、次々にラビリンスの人たちはメビウスの管理から解放されていきます。このプリキュアの活躍に自分の負けを認めたメビウスでしたが、懲りずにみんなを巻き込んで自爆しようとしました。爆発までわずか1分。プリキュアはシフォンを助けるため、みんなの思いを『プリキュア・ラビングトゥルーハート・フレッシュ』に乗せて送ります。それとほぼ同時にタイムリミットが来て、巨大コンピューター・メビウスは大爆発します! ラビリンスの人たちがメビウスの塔の大爆発を見ておどろくなか、そこから現れたのはホホエミーナに包まれて脱出したプリキュアたちでした。もちろん、シフォンも無事です。シフォンが元に戻ったことを喜ぶプリキュア。みんなはホホエミーナに乗って、メビウスの管理から解放された全パラレルワールドをめぐっていきます。おもちゃの国や、スウィーツ王国はもちろん、ラブたちの世界も無事、元に戻っていました。公園で、いつものようにドーナツを売るカオルちゃんを見て安心したラブたちは、お父さんやお母さんのいる自分たちの家に帰ります。そしてお互いの無事を喜ぶのでした。 そして数日後、中止になっていたダンス大会決勝の日がやって来ました。大会の前、ラビリンスに帰ることを、せつなはみんなに伝えます。元に戻ったラビリンスを、ラブたちのいる世界のようにしたいと語るせつな。そこへ健人たちにひっぱられて、大輔がやって来ます。前に伝えた思いの答えを聞こうとした大輔でしたが、ラブの答えは「言わない」でした。あわてながらも、ニッコリ微笑む大輔。そしてダンス大会決勝が行われ、ラブたちのチームクローバーは見事に優勝することができました。それぞれが夢に向かって進み、ラブたちは幸せをゲットするのです。
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