このレビューはネタバレを含みます
今年度のトップ候補。
ド派手なバトルがあるわけでも、ぶつかり合いがあるわけでも、死人も悲劇も起こらない(一つだけ悲劇はある)が、クオリティが尋常じゃない。
1話の殆どBGMを流さないという英断から、淡々と進むだけのセピアカラーの日常を、一つの出会いが彩り豊かにさせてくれる説得力。しかも使うBGMの大半がクラシック。見終わる度に曲名を思いだそうとする自分。
スーパーカブと出会ったことで色付いていく小熊ちゃんと、マイペースとカブへの熱いこだわりの礼子ちゃん(裸族シーンは笑ったねw)、二人に憧れ、大きな悲劇と再起が熱い椎ちゃんと、三人の主人公も語り足りないほどよくて、特に椎ちゃんの小熊ちゃんへの視線が百合の花ですね(笑)。
本音を言うとこのアニメ、全く期待をしていなかった。けれど今は水曜23時半が超恋しいw
静まる夜に堪能すること、絶対オススメ作品です！！
