これだ…！私が見たかったガンダムはこれだ…！！
初代がベースのOVAで、ファーストとＺの間、宇宙世紀0083が舞台。
ロボットアクションとパイロットの英雄的活躍を盲目的に描写する他のシリーズとは一味違う、ほろ苦いけどなんだか爽やかな、パイロットの「青春」を描いている
ロマンとリアリズムと客観性のはざまで、真剣に「ガンダム」というものと向き合って生まれた作品だと思う
主人公は士官学校出のコウ・ウラキ少尉。コイツがマジで…いいキャラ…
主人公としてあまりにも完璧。
自分の未熟さに悩む青臭さはありつつも、一介の軍人として、今その時自分がすべき行動ができる。好 青 年の3文字が似合うこの作品を象徴するような爽やかな主人公。ガンダムシリーズで一番好きなキャラかも
キャラ配置もストーリーも、マジで無駄がなくてほんっとに面白い!!!!!
みんな個性的で、すごく愛着が湧く
ガンダムの没論理性というか、デフォルメとして見過ごしてたところにほどよい解釈と補完をしてくれる。すごくすごく良かった。
作画もマジでｯ…！あまりにも良ぐでｯ…！
ファーストとＺ見てたときは、まさかまさか90年代ovaのクオリティでこんなにガンダムなガンダム（？）が見れるとは思ってなかった…！
川尻さんのキャラデザは、安彦さんの良さみを活かしつつ、程よくスタイリッシュだし、エンドロールになんと渡辺信一郎さん（！）が演出で参加してたり、もうマジでありがとうという感じ
メカも人間も、すごく生き生きしてた
opで走りながらヘルメットつけるコウのカットまじで好き
