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BANANA FISHのかずシネマのレビュー・感想・評価

BANANA FISH(2018年製作のアニメ)
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原作未読。キャラデザを現代風に、時代設定が違う為内容の改変もあるらしい。

アッシュはリヴァー・フェニックスがモデル…という事もあり、この作品も彼が活躍した80年代後半から90年代前半くらいの、おバカで景気がいい系「ではない」タイプのアメリカ映画の雰囲気。
と同時に強烈なBL臭がする。
元々が少女漫画なのである程度は仕方がないと思いながら観始めたが、それでも個人的にはかなり苦手な描写が多く、何度か脱落しそうになった。
同じ様に苦手な人にはかなりキツイと思う。
その点で、万人受けする作品ではなく観る人を選ぶ作品と思う。

それでも大筋のストーリーが気になったのでなんとか完走した。完走できて良かったとは思う。
あの終わり方は、先にも記載した通り綺麗にまとめて締めた映画の様で気持ちがいい。パズルがきっちりハマった様な感覚。
実際はどうだったか分からないけど、構想の段階で最終シーンをきちんと決めてから話を纏めたのかなと、なんとなく思う。
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