衝撃的すぎて見終わった今、放心状態。ラストについては解放されたのかなっていうひとことに尽きる。
昔友達と一緒に見たけど見終わらなくて。ただ、評判が高かったのも知ってたから再度1から見直した。
序盤から殺し合いばっかりだし心がすごく辛くなった。合間合間で英二とアッシュの仲良い交流の場面があったからそこでほっこりしてたけどその度にこの幸せはいつまで続くんだろう…て思って悲しくも不安にもなった。
結局ディノはアッシュを殺せはしなかったと思うとあんなに嫌なやつだったのにのんか複雑な気持ち。
ショーターも大好きだし、マックスも大好きだし、辛もいい役してた。会社とかでもそうだけど、ボスになるって辛いよな。ユエルンも嫌なやつだけど、辛とかブランカのおかげで少しは素直になれたのかな。
ブランカかなり後半で出てきたけどブランカが最強説。人としても技術としても。ああいう人って果たしてカリブ海で何して過ごしてるんだろう。
憎しみで滅びるよりも愛によって滅びたほうがいい。その意味がすごくよくわかるアニメだった。
banana fishについてはハッピーエンドだったけど、アッシュと英二については本当に複雑。でも住む世界が違いすぎたのか。果たしてこんなにもたくさんのことを経験した英二は日本でどんな大人になっていくんだろうか。
ニューヨークのギャングの世界てほんとにこんな感じなのかな。中東の争いとかもそうだけど、争いってほんとに憎しみしか生まないと思うと、今世界で起きている争いについてももっと裏の組織が動いていそうとかいろいろ考えてしまった。
BLの要素も1つの人気の理由だったのかもしれないけど、それ以上に児童ポルノとか、強姦とか、ちょうど日本ではジャニーズ問題がやっと明るみになって少しずつ芸能界の一部が変わりつつある中だから、そういう意味でもこのアニメは今の日本社会にとっても考えさせられるアニメだと思った。Me,too運動は女性だけのものじゃなくてみんなのもの。美しく生まれるってのもほんと逆に辛い社会なんて皮肉すぎる。
