このレビューはネタバレを含みます
とりあえず、第1話のみ鑑賞。
前作も色々とご都合主義であったが、今回は度を越したご都合主義が展開される。
1.水不足問題
水不足だ・・・どうしよう!!!
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そこら辺一帯に、雨水を溜める植物が生えているのを発見。
↓
問題解決
2.鬼の襲撃
「ナウシカ」のオーム並みにデカい鬼に襲われる。
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逃げている通路に鬼を倒すための罠が設置されている。
3.鬼の包囲
複数の鬼に囲まれて大ピンチに・・・。
↓
謎のキャラクターが颯爽と登場し助ける。
何だこれ・・・。
3に関してはアリなのかもしれないが(もう少し自分で切り抜ける行動くらいは見せて欲しかったけど)、1と2はないだろ!!!
仮に雨水を溜める植物が、こちらの世界でいうタンポポのように生えてたにしても、あっさりと見つけすぎだろ!!!
普通は、
森に住む生物が、植物の近くに集合している様子をエマが発見する。
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しばらくして、水不足問題が発生する。
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探してみるが、川など飲み水になるものが全然ないことに気付く。
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レイ辺りが、この森には他の生物はどうやって水分を取っているんだ??といった疑問がわく。
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エマが子供たちに、先ほど植物の近くに集合している生物の話をする。
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レイが閃く。
といった手順を踏んで、過去の経験や伏線を回収して問題を解決すんじゃねーのか!!!
植物をみて、
ガキ「あー、この植物、本で見たことある!!確か中身は・・・」
エマ「せーの!!!」
ガキども「水!!」
レイ「そう・・・これは真水を溜め込むイソギンチャクだ!!」
って、簡単に解決させすぎだろ!!!
2に至っては論外だ!!!
話にならん!!!
こんな逃げてる最中に、都合よく罠が設置されてる訳ねーだろうが( ゚Д゚)ヴォケ!!
それと、第一期は施設の中ばかりを描いていたので、大半の視聴者は、「施設の外の世界はどうなっているのか?」といった期待感や好奇心があるはずだ。
そういった視聴者の気持ちを、キャラクターとシンクロさせ、未知の世界に挑んでいくのが、こういった話の醍醐味なんじゃないか・・・。
しかしどういった訳か本作は、そういった視聴者の気持ちを無視して、そういった描写を一切描いていない。
キャラクターに未知への不安といったものが全く感じられないのだ。
世界観がまるで違う場所にいるはずなのに、当のキャラクター達は、まるで施設にあった森を探索しているような雰囲気だ。
普通は未知の場所に来たら、キョロキョロと周りを見回したりくらいするんじゃないのか??
何で、そんな美味しい所を描かない!!
鬼のミステリアス感が完全になくなってしまった。
もう、完全に兵士と馬だ。
まあ、前作の鬼たちがゼーレみたいに集まって、会議してる時点でかなり無くなってはいたが・・・。
あのシーンは絶対に描くべきではなかった。
1話は、「何故敵である鬼がエマやレイを助けたのか??この鬼たちはどういった企みを持っているのだろうか??」といった所で今回の話は終わる。
不穏な雰囲気の中でEDに入るのだが、EDにて鬼2匹が仲むずましい様に描かれている。
まるで、「コードギアス反逆のルルーシュ」のEDでコーネリアとユフィの絵を連想させるようだ。
こいつら滅茶苦茶いい奴ってネタバレしてんじゃねーか!!!
特に子供の鬼なんて、無邪気で心の優しいキャラクターにしか見えないぞ!!
せめて、第1話くらいはエンディングなしの方が良かったんじゃないか???