一期のあと、わたしは「AIが作ったみたいな話」と書いた。しかし申し訳ない、それは訂正するべきだろう。
AIに、まだここまでの悪意はない。
これは明らかに人災であり、ていうかラブライブどうこうの前にアニメとかドラマとか生まれてから一回も観たことない輩が作ってるのだろうか。くらいのちぐはぐだらけ、「ちょっと何言ってるかわからない」の連続、そしてキャラや設定の使い捨て。
あるいは、あれか。放送後にこんな有様でも笑顔でリカバーしないといけないキャスト陣の地獄を観て酒の肴にしとるんか。それはもう江戸川乱歩の世界なのよ。
これで3期決定!キャスト追加公募!とか言われて、誰が何の夢を託せば良いというのか。
むしろそれが先に決まってるからやることなくなったのだろうか。じゃあもうキャラを愛でるだけのフワッフワの日常回とかで良かったと思うの…スペース余ったからって裏のドブで拾った石ころ詰めちゃだめよ。
もちろん無印やサンシャインに穴がなかったかといえば全く(全然)そんなことはないわけだけれど、15m離れてオタク眼鏡越しに観たら何となく何とかなるようにはなってた。最低限、キャラには愛情があったと思う。
OPやEDのバックで流れる風景、あれを素直にやってくれたら良いだけだと思うんだけどなぁ…
頼みの楽曲が弱い、とも言われているけれど、概ね分かりつつそこはニワトリタマゴだとも思う。シナリオの積み重ねがあってこそこの曲のエモみが映える、という相互的なものでもあるだろう。
『ビタミンSUMMER!』におけるすみれの翻り顔が美しかった、その思い出だけ残してあとは忘れたいと思います。