かんぞう

ラブライブ!スーパースター!! 第2期のかんぞうのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

声優の演技が脚本および絵を上回ったと思う。
ラブライブの脚本は予てから大味で、それを脱しないことがラブライブだと思っていた。露悪的に言えば、期待するコンテンツではないと。
ただ今回は何か違うなと思った。キャラクターの抽象度を声が補完して、密度が上がっているような感覚があり。それはキャラクターと声優が同化する時間が長かったせいかもしれないし、コロナ禍という特異な瞬間が産んだものかもしれない。
なんだったとしても、それを作品として昇華できたと思えて、涙した時点でラブライブが起こっているなと思った。意図をこえて価値が生まれる、持ってるコンテンツですね。
おれは老害だけど、この作品には花を手向けたいよ。
かんぞう

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