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七人のナナのろいろいのレビュー・感想・評価

七人のナナ(2002年製作のアニメ)
2.4
"大丈夫!辛い受験も7人いればサクラ咲く!"

■作品について
メディア作品的には漫画が先だけど、単行本などによると原作はあくまでアニメらしい。

男の熱血アニメに定評がある今川泰宏が、美少女アニメを手がけたことで周囲を驚かせたことで有名。
英字タイトルの「Seven of Seven」は「スタートレック:ヴォイジャー」のキャラクター、「セブン・オブ・ナイン(Seven of Nine)」のもじり。
今川の大好きな『スタートレック』に由来するネタや、キャラクター原案の吉崎観音に関連したネタもあることが特徴。

■感想
どこにでもいる普通の女子中学生が、
「オリジナル」「怒りんぼ」「笑い上戸」「泣き上戸」「よく寝る」「頭がいい」「お色気」の7人に分離し、ドタバタな生活を送るラブコメ作品。

ちなみにタイトルの読みは"ななにんのなな"ではなく、"しちにんのなな"。

序盤は"ナナ""七""なな"煩いのなんの💦
7人の声優が同時に同じことを話すから余計に煩く感じる。

とは言え、だんだん慣れてくるとそれぞれの「個性」がよく見えてくる。

挫折・上手くいかないことを繰り返して成長する姿。
そして、終盤の学校の先生達の「変化」は見ごたえがあった。

ただ、7人という設定を生かしきることができていないし、
ラストのオチは今までの流れを全否定する最悪のラスト。
ギャグが多いからギリギリ許されたレベルのラスト😵
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