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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないのdjangoのレビュー・感想・評価

5.0
3部とは違ったテイスト。
町に潜む殺人鬼を倒すストーリー。
ミザリーを基にしたキャラ等ホラー色は相変わらずだが、他のオカルト要素も追加している。
だが、杜王町レディオから始まる軽快なスタートからの青春ストーリー的な要素もかなりあって、陰と陽のコントラストが鮮やかな物語に仕上がっている。
キャラクターは今まで以上に魅力的で、名言だらけで名勝負だらけ。
何人かのキャラクターには、強いカリスマ性がある。
ストーリーとキャラクターの魅力ががっちり組み合わされているから、互いに高め合っている。
吉良戦の承太郎、康一コンビは無敵過ぎる。

襲ってくる敵も承太郎が強いことは最初からわかっていて、承太郎をどうするか?というところでストーリーに駆け引きがあった。
それが主人公の仗助を動きやすくしているし、シリアスなストーリーの中で、高校生らしい生活を送らせることに成功している。
だからこそ、猟奇的で明るいという、妙な雰囲気を楽しめる。
もっとも、中盤で平和の象徴がぶち殺されてからは、かなり危険なストーリーばかりになってしまうのだが。

ジョセフのゲス行為にはショック。
これが4部で1番の衝撃だった。
3部で何を言ってたんだ。
もう作っとるやないかお前はー❗
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