風神

NOIRの風神のネタバレレビュー・内容・結末

NOIR(2001年製作のアニメ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

コッペリアのひ〜つ〜ぎ
うわー、頭にこびりつきました。
しばらく、まわりそう。

殺し屋バディのピカレスクロマン。
笑いは一切無い。
間と情景を堪能する作品。
梶浦由記さんの音楽が素晴らしい。
作品を彩り盛り上げてくれます。

前半の1話完結の展開から
徐々に明かされていく物語。
後半の濃いめのストーリーは
次回が気になる展開の連続で
一気に見ました。

監督の真下耕一さんは
ウラシマンやダーティーペアの
イメージでしたが
しっとりとした大人向けの作品でした。

銃器へのこだわりは
まさに、ハードボイルド。
wikiには愛用の銃が載ってました。
アイキャッチの銃も細かい。
口径の小さい銃なので
発射音も軽め。
敵の銃もそれぞれ、音が違う。
細かいなぁ。
射撃の練習を欠かさずしてる表現も
リアリティがあって良かった。

なんか、クロエに同情しちゃう。
外の世界を知らない故の純粋さか。
霧香も結局正体不明のままだし。
多分、アルテナが全部悪い、
と、勝手に解釈した。

口の位置をもう少し下げてもらえると
ありがたいかなぁ。
そこは、違和感がずっとありました。
風神

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