ゆきよ

スター☆トゥインクルプリキュアのゆきよのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

でんぱオタだった身からするともうえいたそをテーマに作られたえいたそによるえいたそのためのプリキュアだった。

地元・郡山では少ないアニメ・漫画オタクをやっていたえいたそ、でんぱ組の中で唯一のポジティブキャラのえいたそ、スタプリ声優5人の中で唯一本職として声優でないえいたそ。ひかるの、「誰に対しても壁はないんだけど、自分が好きなことだけに突き進んで、違和感がない。自分はそれでいいんだと信じ切って(※1)」いるキャラというのは、私の知る限り、少なくともでんぱ組の中でのえいたその立ち位置そのままだった。あらゆるでんぱオタはえいたそ以外を推しながらもことあるごとに「えいたそがいるから皆でんぱ組でいられるんだ」と痛感するのだよな。一方で、えいたそはでんぱ組にいたとしても“アイドルらしさ”に媚びることは絶対になかったから、推すとか言いづらいのだよな、もう畏敬の対象なので…。

というわけでスタプリにおいてもひかるありきの他4人なわけです、私の推しはひかるありきのララでした。
2話、過去の自分の弱さがララに重なって胸を打たれまして、でも直後の「今日の奇跡は私の奇跡ルン!」と言えるララの強さにべた惚れしてしまった。
13話の、学校での自分の異質さを隠そうとしながらも好奇心とか興味は隠せないララに対しても、義務教育下の学校での集団生活は心底イヤだったが勉強と図書室での読書が大好きだった自分を重ねた。私もこんなふうに自分のことわかってあげたかったな。

今作、プリキュアとノットレイダーが一対一で対峙する構成がすっっっごくよかったぁ…。最終的にノットレイダーたちのこと好きになって、プリンセスたちの方にムカついてしまうくらい、ノットレイダーたちもプリキュアと共に主役だったよ〜。カッパードとララの対峙がね、特にね…いいよね…あれは5人の中でもララにしか伝えられないことだったので…。

いやこれFilmarksに書いてないで別にブログ書かなきゃいけないやつでは。

※1 『スター☆トゥインクルプリキュア オフィシャルコンプリートブック』学研プラス、宮本宏彰インタビューより
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