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じゃりン子チエのAkaのレビュー・感想・評価

じゃりン子チエ(1981年製作のアニメ)
4.5
何年か前に『高畑勲展』に行った時、じゃりン子チエの展示もあって、うわーめっちゃ面白そう観たいなー、と思ってから何年越しやろ、やっっっと観れた。毎話毎話楽しくて毎日毎日コレしか見てなかった。とくに映画にもなった最初の数話がえらくエモい。でも私が一番好きなのは作文の回。泣いた。チエが「めちゃくちゃや」って言う時はホントに毎回めちゃくちゃ。このカオスな現実が当たり前に受け止められてて、この許容が、このユルさが、どんだけ今の世間にとって貴重なことか。どんだけキチキチになってる気持ちを緩ませてくれることか。人間(そして自分)ってこんなもんなんだよなと我に返る。
作中よく映るアレは通天閣なのでしょうか。原作も知らなければ大阪に対して馴染みもない私だけど、近年の西成あたりにはそこそこ興味を持ってる人間なので、チエが住んでるトコや町並みにも味わい深いものを感じました。ただこの舞台をすなわち大阪と感じるのも違うのだろうな。すごい地域だ。
それからなんといっても関西弁の魅力。関西弁ってなんでこんなに…(上手く言えません)
人間がわちゃわちゃしてる横で同じくわちゃわちゃしてる小鉄やアントニオjrには癒ししかなかった。OPの2匹で太鼓を踏み鳴らすシーン、EDの小鉄のけん玉。はー、もうほんとに、ω←これかわいすぎる

感想として全然まとまってないけど、私はとにかくコレ見てただただ元気を貰いましたという話。人情モノに弱い人、ぜひ(笑)
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