遂にファイナル!
安定のライブ感あるウルトラファイトとわざとらしい演技と台詞回しは健在で、今回は最後らしくウルトラマンとは何か?ヒーローとは何か?って部分にフォーカスした作品になってましたね。
さらに出てくる星人も大御所ばかり。
星人ラインナップを見ると「シン・ウルトラマン」に似てる所があるが、これは仕方ない。
今回は先に述べた「ウルトラマンとは何か」って所の考え方が興味深かったですね。
ウルトラマンの存在が当然ながら星人達と地球人では見方が違い、星人にとってウルトラマンは勝手な立場で星や種族を滅ぼす神様気取りな存在であり、それに対して地球人は地球を救ってくれた光の戦士として英雄の存在となっている。
その影響である星人が言う、地球人の中に根付いてしまった「ウルトラマン信仰」ってワードがなかなか重く怖い言葉に聞こえましたね。
しかも、この根付いた考えは観てる我々にもあるよな〜って所が興味深い。
ウルトラマンらしいカッコいいアクションもたっぷりとありつつ、今まで気にしてこなかった不自然な疑問に対して答えていく作品作りはさすが神山さんだな〜と思いますね。
そして、今回最後に見せるウルトラマンの新たな姿がメッチャカッコいい!
その姿によって、今までのウルトラマン信仰を断ち切り、アイアンマンばりの「俺がウルトラマンだ」と言う事で新時代を進もうとする早田 進の生き様を感じますね。
成長したな〜
あと、怪獣酒場みたいなシーンが見れたのも良かったですね〜
唯一の不満点はベムラーの扱いがちょっと雑な所かな。
かなり重要キャラなはずでは…ウルトラマンさんですよね…?