ちょっと大人な作品ですが、だからと言って自分のお子さんがいるような年代には逆に刺さらなそうな20代向けアニメだと思います。四畳半タイムマシンブルースを見たこともあってほぼ一気見しました。
パラレルワールドを一つずつ描いていきながら、それとなく感じる違和感。私以外のキャラのムーブがそんなにぶれず、他のパラレルワールドと繋がっているかのような構成で、私自身も占いを通して違和感を感じている様子は、新鮮でした。
樋口師匠の言葉。パラレルワールドを彷徨って私自身が気づいて行くこと。しっかりとしたメッセージを作品全体通して感じることができました。最後の終わり方も、映画を先に見たものとしては、(大多数の考えと逆だと思いますが)映画と同じやーんって思いました。タイムマシンも世界線の一つだったということですね。なんておしゃれな伏線回収でしょう。
普段アニメを見ない方でも楽しむことができます。