戦争で武器として使われたバイオレットが、手紙代筆業で様々な愛してるを知りながら、自分のことを大切にしてくれたギルベルト少佐が言っていた愛してるを少しずつ理解していくお話です。
一つ一つは短編っぽく作られていますが、一つ一つの心の掴み方がえぐいです。これは日本人でしか書けない日本らしい作品でしたし、戦争の残酷さや、人の想いの大切さを切なくも綺麗に表現されていました。
言葉に表せない涙をこの作品を通して流しました。手紙というものは人の心を動かすパワーがありますね。
何かもっと書かなくてはいけないでしょうが、今は、これくらいで読み返した時に、この気持ちを思い出せると思うので。また、書きたくなったら追記していきます。