ぺん

HELLSING OVAのぺんのレビュー・感想・評価

HELLSING OVA(2006年製作のアニメ)
4.4
多少の端折りはあるものの概ね原作通りのOVA。前にレンタルで観たけど配信でも観てみました。

無慈悲な最強のヴァンパイアでありながら人間大好きで屈折した繊細さも持つ旦那ことアーカードと、彼と共に反キリストのクリーチャーと戦うヘルシング機関のメンバー。
戦闘シーンの作画が凄い。血もたくさん出るし、なかなかのえげつなさ。
声優さんの演技も相まってシリアスとギャグがキレてる。
無茶な設定や厨二病な雰囲気に乗れればハマる人はハマる。

本編に合わせて毎回変わるエンディングも面白かったですが、イギリス討伐のドイツ軍歌をワルシャワフィルに歌ってもらうとか…大丈夫?
こういう危うさがヘルシングらしいけど。
ナチスや宗教など扱われてるものはかなりセンシティブなのに海外でも人気なのは、ぶっ飛んだキャラ、設定を活かしたアニメとしての出来が良いからかな。
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