原作既読でそれなりに好き。原作ファンの中では賛否両論のアニメ化ですね。
厄介なオタクなのでめちゃくちゃ文句言います。
監督の「実写映画みたいにしたい」という演出や不自然な間は、原作のクソ高テンションやスピード感を殺してるし、噛み合っていないと感じた。
監督、クソ映画嫌いで意識高いなんてマキマさんかよ〜。チェンソーマンは高尚にせず、B級映画みたいなアホなノリで良かったのに…。
声優さんたちも叫びのシーンすら、抑えた抑揚の少ない演技(実写映画みたいにやってくれと…抑揚がない=実写という解釈もどうなの?)を求められているというインタビューが話題になってました。
新人の戸谷君含め、みんな演技は上手い人たちなんだと思う。アフレコ現場はフラストレーション溜まってそうだな…。ファイルーズちゃんなんか、ジョジョでは喉から血が出るほど絶叫してるのに。
なんかなー、アニメ版のデンジくんがやけに賢そうなのが一番微妙なのよ…。セリフは原作と同じなのに、喋り方や演出次第でこうも印象が変わるんだな。
雑にまとめたら原作はタランティーノか三池崇史なのに、アニメ版はノーランやドランみたいな雰囲気。ノーランやドランをディスってはいません。好きですが…これが解釈違いってやつかな。
原作未読だったり、あんまり原作の内容を覚えていないのであれば、ぐちゃぐちゃ気にせず観られていいかも…。
作画は綺麗で文句なしなのですが、バトルも妙な間や引き絵があって若干引っかかる。
3話のマキマさんの尻を写すアングルで嫌になって、正直、視聴を止めちゃおうかとも思ったけど、最終回までは見ます。
米津玄師のオープニングと映像は最高!ビッグリボウスキを見直したい。あのテンションで本編もやって欲しかった。
変わるエンディングも良かったんだけど、本編もこのテンションでやってくれたら本当にねぇ…。