『100カメ』という番組でMAPPAの進撃制作現場の様子を見てから期待値はめちゃめちゃ上がってたんだけど、それをさらに超えてきた。
原作でも地ならしで人々が死んでいく様子は6ページぐらいかけてじっくり描写していたけど、アニメではさらに色んなシーンが追加されていたし、色と動きとBGMが加わって「火の七日間」みたいな''終末''感がより出ていて、映画みたいな演出だった。
圧巻の地ならし巨人のCGとアナログ作画のマッチ感はさすがMAPPAという感じで、MAPPAが継いでくれて良かった点の1つ。
ハンジの時間稼ぎのシーンは、原作ではそこまで印象に残るものでは無かったけど、澤野弘之のエモーショナルなBGMと朴路美のサバサバした演技で正直めちゃめちゃ感動してしまったし、立体機動の作画はWIT STUDIOにも劣らないクオリティだった。
尺的な問題もあると思うけど、質を担保するためにこれを週アニメではなく1時間の作品として作ったのは英断だと思う。NHKなのも大きいかな。
WIT STUDIOからこの作品を受け継いで、このクオリティで最後までアニメ化してくれるMAPPAには感謝しかない。
原作も最後の方はリアルタイムで完結まで見届けたけど、アニメでまたそれができるのは本当に嬉しい。
秋、楽しみにしてます。残りの尺的にも1時間半はありそうだし、劇場版だったらいいなぁ。