ジャッキーケン

進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

5.0
今までの興奮をありがとうを込めて

人類を蹂躙虐殺する地鳴らしのエレンを止めるべくアルミン達は最後の戦いへと飛び込んでいく

裏の主人公であるライナーがクソかっこいい
また1話から見直すとライナー達の先祖と同胞達のための壮大なスパイ巨編となってるのが凄い
車力のピークちゃんもオールユーニードイズキル戦法で100回勝ち続ける姿勢には痺れる

対して立体機動装置勢のミカサ、リヴァイ、ジャン達は戦況的に圧倒的に不利な中、戦場でのアツい人間ドラマを展開させる

地ならしの恐怖が「シンドラーのリスト」の姿を帯びる演出は圧巻

エレンとアルミンの精神世界
芯を最後まで貫こうとするエレン
友情か使命を取るのか…
この2人の拳のぶつかり合いの行き着く果て

これから100年、幾万年続こうと人類が居続ける限り争いは絶えない
そんな問題提起を投げかけるメッセージ
それでも紡いでく命の螺旋
一番必要なのは平和という信念を持って生きていくということ