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スキップとローファーのkameのレビュー・感想・評価

スキップとローファー(2023年製作のアニメ)
4.8
はい!今期の本命でした(最初全然知らなかった)

本当に甘酸っぱくて、トキメキレモン果汁100%
でした。

すっごい高校生の頃の、漠然とした感情、ドキドキやワクワク、ズキズキ、キュンキュンみたいなのを思い起こさせてくれる。私も都内の高校だったのもあって、吉祥寺とか渋谷とか懐かしいなぁ〜って。

みつみちゃんも可愛いし、志摩くんはいい奴で自分似ている部分があったりして共感しかなかったなぁ。私はゆづちゃんと兼近先輩がお気に入り^_^

都立西高が舞台でなるほどな!ってなった。私は全然違う学校に行ったけど、西高みたいな感じの高校の文化祭を見に行った時、それこそ演劇のクラスで(オリジナル脚本だったはず)、めちゃくちゃ良くて感激したのを覚えてる。
だがしかし、私のクラスは映像作品をやりました(成功したけどね‼️)
演劇やりたかったなぁ〜、という未練があります。

とにかく、私がこの作品を好きな理由は、「高校生活をこれまでかというほど、リアルに、でも穏やかで、独特に」があるからなんですよね。

けいおんみたいな、穏やかさがあって、でもけいおんは音楽✖️日常なのに、この作品は日常✖️青春って至ってシンプルな構成なのにここまで人の心理描写?変化?を描くの上手いの凄い。

より人生のモラトリアムを拗らせそうな作品でした。
この前、友達(元好きな人)に「高校戻りたいんだよ〜😭」って飲みの席で嘆いたら、「もう遅い」と言われました。そうです。もう遅いんです。でもその友達もいて、部活やクラスの仲間がいて、先生がいて、、もう遅くてもこうして思い出せる瞬間がある事がまたいいのかもしれないな。

あの空間が永遠なら良いのに、、
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