BK477

ARCANE:アーケイン:League of LegendsのBK477のレビュー・感想・評価

3.8
原作ゲームは全然知らなくても楽しめる。

この手の作品にありがちな、難しい単語はほとんどなくて、ちゃんと初見視聴者へ配慮されていると感じた。
キレイなCGはもちろん、アクションシーンのキレ、豪華なサントラ面など、「お金かかってるな~」とため息が出る。

原作は5vs5の対戦ゲームで、いわゆるMOBAというジャンルの代名詞であるが、本作はそれとは全く異なり、ほとんどがドラマがメインで
近年の作品に漏れず「分断」「多様性」のテーマも盛り込んでいる。
政治・陰謀・愛憎劇がほとんどで、原作ゲーム性とは著しい乖離を感じるので果たしてこの作品がゲームへの切り口になり得るのかは疑問である。

尚、本作はぜひ日本語吹き替えで視聴されることをオススメする。
「銀魂」からは想像できない、本気の小林ゆうは絶品だし
この手のダークなキャラを演じさせたら最高の上坂すみれ、
他、確かな実力をもつ声優のオンパレード。
1~3話のパウダー役、子役の玉野るなという子の演技も必見。

P.S
せっかくゲームが5vs5なんだから、そういう集団戦も1シーンぐらいあると良かったように思う。
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