めちゃくちゃ硬派にガンダムしてる作品。
話の大枠としては、宇宙船の事故によるサバイバル劇にあるため、
「ゼロ・グラビティ」×「彼方のアストラ」をイメージするとわかりやすいかと思う。
その内側は、まさしく「ニュータイプ」を描いており
地球という重力から開放された人類の有るべき姿みたいなものを
磯監督なりにも考えたのだと思う。それが富野監督と同じような答えに到達しているのが非常に興味深い。
もし人類が今後宇宙へ進出できたとしたら、
アースノイドとスペースノイドの対立は残念ながら避けられないように思う。人類は永遠に争いを止められない生き物だから…
「人類は自分自身をコントロールできないので自ら神を作った」という主張はかなり合点がいった。