1期と同じく全力で下らなくてしょうもない。だがそれが素晴らしい。
本当にどうでもいい茶番のようなお話ばかりなのだが、それがいい。
原作漫画からしてそうで、かつての旧版もそうなんだが遊びなんだよな。遊んでる作品なんだよ。遊ぶってことは余白と余裕があるってことで、そこには何ものでもないブランクなスペースがあるんだ。噴水のある公園で待ち合わせしてたら象に乗ったターザンみたいな男が現れるっていうバカみたいとしか言えないことも、その余白には埋まってしまう。
それがどれほど素晴らしいことか。友引町には境界がなくそのまま地続きで電気ジャングルに接続されてしまう。それがどれほど素晴らしいことか。
下らなくてバカバカしくて、豊かで平和な作品だ。シーズン2もいい感じですね。ま、何よりも新旧含めてのアニメ版がどうというよりも高橋留美子の原作が素晴らしいということだとは思いますが。
